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【UFN184】動きを止めないクレイ・グイダがアンチエイジ・ファイトでジョンソンからフルマークの判定勝ち

<ライト級/5分3R>
クレイ・グイダ(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
マイケル・ジョンソン(米国)

左ジャブを伸ばし続けるグイダが、頭を位置を変えながらパンチを出して前に出る。ジョンソンも右ジャブから左を放つとグイダが右フックを振るう。ジョンソンも左フックを返すが、グイダは右を当て、近距離でパンチをまとめると、再び右を当ててから右ハイキックを蹴っていく。ここで組みつき、ケージに押し込んだグイダがテイクダウンを決める。ハーフで抑えたグイダがケージ際でギロチンの機会を伺う。

許さず立ち上がったジョンソンがヒザを突き上げて離れると、アゴに再びヒザを入れ、左ミドルを2発決める。間合いを取りなおした両者、ジョンソンの精度が上がりワンツーフックから3発、4発と当てラウンドが終わった。

2R、パンチを見せてダブルレッグを決めたグイダ。腰をコントロールされかかったジョンソンだが、しっかりとウィザーを取って立ち上がる。押し込み続けるグイダがシングルレッグを執拗に仕掛け、ハイクロッチとの連係で削っていく。切って鉄槌を入れたジョンソンは、ヒザを入れるも息が相当に荒くなっている。

グイダはシングルで再びケージにジョンソンを押し込む。倒れず耐えたジョンソンが、体を入れ替え押し込み返す。残り1分で離れたジョンソンは、右フックを被弾する。両者、腰を下げてワイドスタンスの打撃戦はジョンソンが自分の戦い方ができていない表れだ。このままケージにジョンソンを押し込んだグイダはしてやったりの表情で、ホーン後に自陣に戻った。

最終回、すぐに距離を詰めたグイダがテイクダウンを切られ、殴られながら右を当てる。グイダが頭を動かすたびに反応してしまうジョンソンは、1分を経過したところでシングルでヒザをつかされケージに押し込まれる。胸を合わせて立ち上がり、シングルを切ろうとするジョンソンだが、そのまま尻もちをつかされる正座状態でケージに押し込まれる。

半分が過ぎ、スクランブルでバックに回ったグイダがついに両足をフックする。パンチからRNCを決めたグイダが、背中を反らせる。手首を掴んで耐えるジョンソンだが、強烈な四の字フックに捕らえられ厳しい時間に。そのままバックグラブを続けたグイダが、タイムアップと同時にケージを中でランニングを見せ、大きなゲップ一閃。

39歳、15分間動き続けたグイダがフルマークの判定勝ちを手にした。


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