この星の格闘技を追いかける

【Shooto2026#06】沖縄女子ファイター、いざベルトへ。アトム級王座挑戦&ストロー級王座決定T開幕

【写真】TBJ沖縄からerikaと徳本が出場。彼女たちを指導する松根良太代表の横にいるのはerikaの娘・紅里で、アマチュア修斗に出場している。(C)MMAPLANET

17日(月)、サステインが9月27日(日)に東京都港区のニューピアホールで開催するShooto2026#06の全対戦カードを発表した。すでに発表されていた世界女子アトム級チャンピオンシップに加え、今大会から同ストロー級王座決定トーナメントが開幕する。
Text by Shojiro Kameike

女子アトム級では3月に中村未来との王座決定戦でベルトを獲得した青野ひかるが、徳本望愛を挑戦者に迎え初防衛戦に臨む。また、藤野恵実が返上したストロー級のベルトを賭けた、4選手によるトーナメントがスタート。1stラウンドとして宝珠山桃花×erika、高田暖妃×高本千代の2試合が組まれている。


2017年12月のプロデビューからDEEP JEWELSで戦い続けてきた青野が、昨年9月より修斗に参戦。昨年3月に修斗3戦目で、夫・渡部修斗の父である渡部優一氏の前でベルトを巻いた。そんな青野が初防衛戦で迎え撃つのは、デビュー以来6戦無敗の徳本望愛だ。

青野といえば、全日本社会人選手権を制したこともあるレスリングがベースのMMAを展開していた。さらに現在はテイクダウン→トップキープに加え、相手をコントロールしながらパウンドで削るスタイルに進化。よりダメージを与える攻撃が求められる現在のMMAにあって、自身のベースが生かされるスタイルを身につけたといえるだろう。

対する徳本は今年1月に杉本恵を判定で下し、ランキング1位に躍り出た。今年夏に地元沖縄で初の国際戦に臨み、韓国のイ・ボベに判定勝ちを収めている。徳本といえば長いコンパスとパランス力を生かした蹴りが最大の特徴だ。この蹴りがあるからこそ、立ち技だけでなく組み技でも相手は優位なポジションに持ち込みづらくなる。さらにグラウンドに持ち込まれても、長い手足を生かしてボトムからでもアタックすることできる。

それだけストロングポイントが好対照な両者。5Rという長丁場の中で、ひとつ判断を誤れば即、試合が終わる――そんな緊張感と集中力が求められるタイトルマッチだ。

さらに今大会は女子ストロー級王座決定トーナメントがセットアップされた。出場する宝珠山、erika、高田、高本に関して、これまでの直接対決の結果を整理しておきたい。

2024年8月3日
宝珠山桃花
Draw by 1-0
高本千代

2025年6月14日
宝珠山桃花
Def.3-0
高田暖妃

2026年1月18日
高本千代
Def.2R0分32秒 by KO
erika

宝珠山×erika(C)TORAO NATION STATE / MMAPLANET

この中で注目は、宝珠山とerikaの初対決だ。宝珠山は長いリーチと固い拳を生かして前に出る試合が多かったが、今年5月の杉本戦から左ジャブを生かして試合をつくるスタイルが伸びてきた。対するerikaは元キック王者。打ち合いよりも首相撲に持ち込みヒザで削っていくことで勝機が見えて来るかもしれない。ここはストロー級王座に挑むチームメイトの徳本とともに、ニューピアホールに沖縄の熱い風を吹かせたいところだ。

高田×高本(C)MMAPLANET

もう一方の山で対戦するのは高本と高田。高本にとっては7月の後楽園大会で、渡辺彩華との世界女子スーパーアトム級タイトルマッチで敗れて以来、2カ月のスパンで臨む復帰戦に。ストロー級という階級で154センチの高本、166センチの高田という体格差が、どれだけ試合に影響を及ぼすか。

今回は女子世界戦だけでなく、環太平洋バンタム級タイトルマッチも組まれている。1月にダイキ・ライトイヤーをKOしてベルトを獲得した王者・川北晏生は、続いて4月に中桐涼輔とのHEAT同級王座決定戦を制して2冠王に。現在4連勝中の中野剛貴を相手に、凱旋試合ともいえる環太平洋王座の初防衛戦に臨む。

PR
PR

関連記事

Movie