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【RISE195】5R内でどれだけ近距離の攻防が続くか。パヌワットと常陸がスーパーフェザー級王座決定戦

【写真】これまで多くの強豪選手が巻いてきたRISEスーパーフェザー級=60キロのベルト。新たな王座はパヌワットと常陸によって争われる(C)RISE

18日(日)東京都文京区の後楽園ホールで開催されるRISE195。今大会ではRISEスーパーフェザー級(60キロ)王座決定戦でパヌワット・TGTと常陸飛雄馬が対戦する。
Text by Takumi Nakamura

空位になっていたスーパーフェザー級王座を決める4選手参加のトーナメントが10月大会からスタート。GUMP相手に前進&パンチの手数で上回って勝利した常陸、細越竜之介からダウンを奪って判定勝利したパヌワットがベルトをかけて対戦することになる。


パヌワットはTARGETでトレーナーを務めながら現役ファイターとして活躍する在日タイ人選手。ムエタイ出身のパヌワットだが、アップライトに構えて蹴り中心に試合を進めるのではなく、広めのスタンスでステップを使って蹴りからのパンチで攻めるなど攻撃的なスタイルを武器にしている。

そこに蹴り足キャッチからの攻撃、組み際のヒザ蹴り、距離を取る射程の長い蹴りといったムエタイ的な技術をミックスし、RISEルールに特化したオリジナルのスタイルを構築していると言えるだろう。

一方の常陸はパンチ主体でローや前蹴りを散らしながらプレッシャーをかける時間を長くしてペースを掴んでいく。特に距離を詰めてからのフック・ボディブロー・アッパーは強力かつ回転力もあり、近距離での攻防に強みを発揮するスタイルだ。

2024年以降のパヌワットはRISEで5戦して4勝1敗の成績を残しているが、笠原友希にKO負けした試合を除いて最も苦戦した試合がチャンヒョン・リー戦(2024年12月)だ。この試合はチャンヒョンが持ち前のタフさと前進力を活かし、カーフキックを蹴りながらパンチにつなげる戦い方でパヌワットを追い込んだ。最終的に試合は延長ラウンドまでもつれ、下がりながらパンチを当てたパヌワットがスプリット判定で勝ちを掴んでいるが、どちらに勝負が転んでもおかしくない試合内容だった。

常陸とチャンヒョンは細かい技術こそ違えど、圧力をかける・近距離での攻防を増やすことに勝機を見出すスタイルという意味では共通している。常陸としては自分の持ち味と強みをぶつける試合をすること=パヌワット対策に直結すると見てもいいだろう。逆にパヌワットは常陸の圧力に対し、どれだけ足を使って攻撃を繰り出せるか。特に蹴りを駆使して常陸に近距離の攻防を作らせないことがポイントになってくる。

またこの試合は王座決定戦なので、通常の3分3Rではなく3分5Rで行われる。3Rの短期戦であれば常陸が前に出続けて押し切る可能性も上がるが、5Rフルに前に出てプレッシャーをかけ続けることは難しい。5Rの長期戦だからこそパヌワットにもチャンスが増える試合とも言える。両陣営が5Rをどう戦うかをマネジメントするかも含めて、ベルトをかけた戦いに相応しい試合が見られるはずだ。

■放送予定
1月18日(日)
午後5時00分~ABEMA格闘チャンネル

<RISEスーパーフェザー級(60キロ)王座決定戦/3分5R+ExR>
パヌワット・TGT(タイ)
常陸飛雄馬(日本)

<200万総取りトーナメントGACHI!! ウェルター級(67.5キロ)決勝/3分3R+ExR>
TBA(――)
TBA(――)

<スーパーフライ級(53キロ)/3分3R+ExR>
那須川龍心(日本)
上村雄音(日本)

<スーパーフライ級(53キロ)/3分3R+ExR>
長谷川海翔(日本)
星憂雅(日本)

<スーパーフェザー級(60キロ)/3分3R+ExR>
細越竜之介(日本)
健真(日本)

<200万総取りトーナメントGACHI ウェルター級(67.5キロ)リザーブ/3分3R+ExR>
安彦考真(日本)
YO UEDA(日本)

<200万総取りトーナメントGACHI ウェルター級(67.5キロ)一回戦/3分3R+ExR>
和田哲平(日本)
惺也(日本)

<200万総取りトーナメントGACHI ウェルター級(67.5キロ)一回戦/3分3R+ExR>
狂介(日本)
琉樺(日本)

<女子バンタム級(55キロ)/3分3R>
Kiana(日本)
渋谷茜(日本)

<フライ級(51.5キロ)/3分3R>
小池空(日本)
中澤風希(日本)

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