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【KSW46】クレベル・コイケが、現ライト級王者=喧嘩屋組み技師マテウス・ガムロとフェザー級王座決定戦

KSW46【写真】ガムロがフェザー級に以下にフィットするかという見方もあるが、キャリア最大の強敵を迎えるといっても過言でないクレベルだ (C)KSW

10日(水・現地時間)、KSWより12月1日(土・同)にポーランドはグリビツェのアレナ・グリビツェで開催されるKSW46「Narukun vs Kharidov」でクレベル・コイケがマテウス・ガムロとKSWフェザー級王座決定戦を行うことが発表されている。


6日のロンドン大会でライトヘビー級王者トマス・ナルクンと、今年の5月に階級を越えた王者対決でミドル級王者として挑み三角絞めで敗れ王座返上──ライトヘビー級に転向したマメッド・ハリドヴの再戦=ノンタイトル戦が組まれることが明らかとなっていた同大会。

北米、アジアと同様にヨーロッパでも階級を越えたチャレンジが組まれる機会が増えたMMAにあって、クレベルがベルトを賭けて戦うガムロも現KSWライト級チャンピオンだ。昨年12月のKSW41で計量に失敗し、フェザー級のベルトを剥奪されたクレベルは6月に前王者のマルチン・ロゼクと改めて王座決定戦を戦う予定だったが、ロゼクの負傷欠場でマリアン・ジュコフスキとキャッチウェイト戦で相対し、腕十字で一本勝ち。今回、2度流れた王座決定戦に挑むこととなった。

Gamrot対戦するガムロは2016年5月にRoad FCライト級トーナメントでその強さをまざまざと見せているフランスのマンスール・ベルナウイを破りライト級王座を獲得、ヘナト・ぺジージョをクロスヒールからヒールへの連係で下し王座初防衛と東欧のライト級の雄として世界に存在が知られるようになった。

その後、元UFCファイターのノーマン・パークとの防衛戦でスクランブルMMAへの対応を見せていたガムロは、パークの体重オーバーでノンタイル戦となった2戦目では自らのアイポークで試合はノーコンテストとなり、セコンドや観客席で乱闘劇が巻き起こしている。それでも今年3月のグシェゴシュ・ジュラコウスキとの同朋対決となった3度目の防衛戦ではアメリカーナを極め、寝技の技術力の高さを改めて見せつけ名誉挽回を果たしている。

そんなキャリア14勝0敗と負け知らずのガムロがフェザー級に階級を落とし、クレベルとの対戦で2階級同時制覇を目指す。ADCC欧州王者でもあったガムロはグラップリングを得意とする一方で、パウンドでの勝利も多く14の勝利の内訳では一本勝ちと同様に4試合でTKO勝ちを収めている。何より前述したパークとの連戦ではアイポークだけでなく、ローブローや再開の合図と同時にパンチを当てに行くなどラフなイメージも付いている。

Kleberグラップリング・ブロウラー=喧嘩屋組み技師のガムロに対し、クレベルは正統派ブラジリアン柔術をベースとしたMMAテクニシャンだが、スタンドも上達し上手く寝技との融合が進んできた。だからこそ、この一戦は勝利のためにはルールを破ることも辞さないような──決して容認できない戦闘意欲を持つガムロは喧嘩ファイトを仕掛けて来ることも十分にあり得る。

いってみればMMA界のクラッキ=クレベルと、技術力が十分にある上でカチンベイロでもあるガムロの一戦。ラフな喧嘩ファイターに負けない、正統派テクニシャンこそ強い気持ちで肝がすわった戦いであることをクレベルに示してほしい──そんな王座決定戦だ。

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