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【SUPER RIZIN04】クレベル×朝倉未来&3大タイトルマッチ、パトリッキー参戦で野村駿太と激突

【写真】驚きの会場で、驚きのカード発表(C)TAKUMI NAKAMURA

7日(土)東京都港区の増上寺にて、7月27日(日)さいたまスーパーアリーナで超RZIN04「真夏の喧嘩祭り」の開催、ならびに決定対戦カードが発表された。
Text by Shojiro Kameike

今大会は、さいたまスーパーアリーナのスタジアムバージョンが使用される。記者会見では増上寺の階段に設けられたステージには榊原信行CEOのほか、出場選手がズラリと並んだ。今回発表されたカードは次のとおりだ。

フェザー級=クレベル・コイケ×朝倉未来
バンタム級選手権試合=井上直樹×福田龍彌
女子スーパーアトム級選手権試合=伊澤星花×シン・ユジン
フェザー級=金原正徳×YA-MAN
フェザー級=カルシャガ・ダウトベック×秋元強真
ライト級=パトリッキー・フレイレ×野村駿太
女子スーパーアトム級=須田萌里×NOEL

会見の冒頭で、榊原CEOはフェザー級選手権試合=王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフの防衛戦で行う予定であることを明かした。さらに対戦相手の第一候補は、14日(土)に北海道札幌市で開催されるRIZIN LANDMARK11におけるヴガール・ケラモフ×木村柊也の勝者としている。また、フライ級GP1回戦の出場メンバー8名も札幌大会で発表するという。


今回のサプライズはパトリッキーのRIZIN出場だろう。対戦カードが発表された際には、会見場に集まったファンからどよめきが起こっていた。パトリッキーはBellator買収劇のあと、昨年はPFLのリーグ戦に出場するも2敗を喫している。兄パトリシオはPFLではなくUFCと契約。続いてパトリッキーはRIZINを選択した形だ。

ここでは記者会見に出席したファイターの挨拶を紹介したい。

クレベル・コイケ
「東京ドームでは負けて、すみませんでした。私もすぐ試合がしたい。榊原さんから『超RIZINはどうですか』、私もやる。朝倉ともう一度戦う。勝ったら大晦日にリベンジしたい。勝ってベルトが欲しいです」

朝倉未来
「この間の東京ドームでは、たくさんの応援ありがとうございました。本当に力になりましたし、勝てて良かったです。期間は短いですけど、またさいたまスーパーアリーナのスタジアムモードで超RIZINをやるということで、ここは俺が出るしかない。オファーの中で一番強いクレベルを指名させていただきました。4年越しに借りを返したいと思います」

井上直樹
「先ほど超RIZINの成功を祈りました。自分自身もしっかり防衛して、このベルトの価値を上げていくように頑張っていきます。さいたまスーパーアリーナでお会いしましょう」

福田龍彌
「京都から来ました福田龍彌です。ホンマに偉大なチャンプと戦わせてもらえるということで、今ここでやりたいぐらいワクワクしています。7月27日まで取っておいて、しっかり皆とヒリヒリ楽しみたいです。敬意を持って狩りに行きます」

金原正徳
「久しぶりですね。戻ってきました。去年、鈴木千裕にぶっ飛ばされて、『もういいかな』と思うところもありました。でも皆と一緒で、格闘技が好きなんですよ。辞められなくて戻ってきました。絶対にYA-MANのことを舐めていないし、本当に強い選手だと思っています。僕も100パーセント準備して、もう1回ベルトに絡めるように上がっていきます」

YA-MAN
「RISEから来ましたYA-MANです。前夜祭で喧嘩を売られたので、金原さんに復帰戦の相手として丁度良いと思われているかもしれないですけど、俺の打撃は鈴木千裕より強いので。ナメんなよ。皆さん、またぶっ倒れるところを楽しみにしてください」

伊澤星花
「女子格闘技は新しい時代を迎えたと思います。そのトップとして私が皆さんに、今までの女子格では見られなかったような恐怖も、怖さも感動も与えていけるような試合をお見せします」

シン・ユジン
「初めまして、私はシン・ユジンです。今回RIZINタイトルマッチの機会をくれた榊原CEOや、ROAD FCジョン・ムンホン代表に感謝いたします。今回チャンピオンベルトを韓国に持ち帰りたい。RIZINファンの記憶に残る試合をしたいです」

秋元強真
「ダウトベック選手の岩石パンチをもらう前に、俺が早い段階でKOするので、楽しみにしてください」

カルシャガ・ダウトベック ※コメント代読
「新しい長期契約を提示してくれたRIZINには、とても感謝しています。これからもRIZINと共に歩んでいけることを心から嬉しく思います。7月に大きな大会があり、日本の若い選手が私を対戦相手として指名していると聞きました。私はこの世界に長く身を置いていたいい。常に試合に飢えています。できれば3カ月に1回は戦いたい。なので相手は選ばず、この試合を受けました。いつもどおりファンが喜ぶ試合を提供したいと思います」

野村駿太
「DEEPライト級チャンピオンの野村です。日本男児、このまま舐められたままじゃ終われないので、しっかりピットブル選手をブッ飛ばして、年末にサトシ選手からベルトを獲ります」

パトリッキー・フレイレ ※コメント代読
「最近、いろんな人たちからMMAにおける次の段階について尋ねられる。もう待つ期間は終わりだ。俺は来月、日本に飛びRIZINで戦う。俺が大好きな大会で、特にルールが最高だ。俺は一番最初にこのルールで練習を始めた。何より日本のファンが最高だ。対戦相手はDEEPのチャンピオンで、とてもタフな空手使いだ。RIZINとは複数契約を結んだ。俺は契約期間中にベルトを巻きたい。誰がベルトを持っていようと、俺がチャンピオンになる。来月、日本に行って頭を蹴りまくるぜ」

須田萌里
「DEEPジュエルスの須田萌里です。3年振りにRIZINで戦うことができて、すごく嬉しいです。初めて年下のJKと試合をするんですけど、しっかり実績を積んできたので、しっかり勝ちたいと思います」

NOEL
「高校2年生のNOELです。今回ずっと憧れていたRIZINの舞台で戦わせていただくことになりました。(須田は)キャリアも実績も上で、すごく強い選手ですが、他の試合に負けないぐらい面白い試合ができるよう頑張ります」

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