【ZFN ORIZIN02】河名マスト、亡き母に捧げる――ジャパニーズネクタイでチェ・ソンヒョクから一本勝ち!!!
【写真】見事な一本勝ち。現地では運営陣も解説者も、この技は知らなかったようだ(C)GYO DUK LEE
<フェザー級/5分3R>
河名マスト(日本)
Def.1R3分14秒by ジャパニーズネクタイ
チェ・ソンヒョク(韓国)
サウスポーのチェ・ソンヒョクに右の蹴りを見せた河名。チェ・ソンヒョクが左ミドル、キャッチした河名が即テイクダウンへ。ギロチンから頭を抜いた河名は、スクランブルでがぶる。河名は離れて即左フックを当て、組みなおしてボディロックテイクダウン。キムラを防ぎ右のパンチを入れるも、スクランブルから払い腰で投げられる。河名はすぐに起き上がって、チェ・ソンヒョクをケージに押し込む。
左ワキを差して離れたチェ・ソンヒョクは、左ストレートをヒット。ここで熱くなった河名が打撃戦に応じ、連打を許す。下がってダブルレッグを仕掛けた河名がテイクダウン、チェ・ソンヒョクの蹴り上げを担ぎがぶりからワールド、ジャパニーズネクタイへ。右足を刈って引き寄せつつ、絞めあげるとチェ・ソンヒョクがタップ。
勝者コールに続き、コリアンゾンビと記念撮影を行った河名は「アイム・フリーダム、サンキュー。レスリングとパンチをミックスして戦おうとしたけど、レスリングだけになってしまいました。計画通りでないけど、この試合をやりきれました。これはペルヴィアンネクタイでなく、ジャパニーズネクタイ。僕のコーチのスペシャルな技術です。ZFNでもう1試合戦って、UFCに行きたい。韓国のファンとコリアンゾンビに感謝しています。2月に母が亡くなり、この勝利を母親に捧げたい」と英語で話した河名は、最後に日本語に「母さん、ありがとう」と日本語で話し涙を見せた。