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【ZFN ORIZIN02】ホロウェイ一押しのソン・ドンシン、ダウンを奪うもチェ・チャンウのRNCに下る

【写真】最後のRNCは、ここからダメージでなく集中力が切れて掛けられたようにも見えた(C)GYO DUK LEE

<ウェルター級/5分2R>
チェ・チャンウ(韓国)
Def.2R3分13秒by RNC
ソン・ドンシン(韓国)

まずワンツーを見せたチェ・チャンウ。さらに左フックも、逆にソン・ドンシンが左フックを効かせる。チェ・チャンウは組んでケージにソン・ドンシンを押し込む。ボディロックテイクダウンを懸命に切るソン・ドンシンは、ヒザをボディに受ける。チェ・チャンウは離れて右カーフを2つ蹴る。ワンツーからカーフを入れたチェ・チャンウ。ソン・ドンシンは大振りで届かない。

チェ・チャンウは左ハイを顔面に届かせ、打撃でも試合をリードする。さらにショートのワンツーから組んでボディロックテイクダウンを決める。ソン・ドンシンはケージを蹴ってスクランブルに持ち込み、立ち上がる。すかさずチェ・チャンウがケージに押し込み、右エルボーを打ち込む。ヒザ、ヒジと攻めたチェ・チャンウが完全に試合をリードした。

2R、チェ・チャンウの左ローが急所に入り、試合が中断される。再開後、ワンツーで前に出たソン・ドンシンが左フックでダウンを奪う。パウンドからスタンドで待ち受けたソン・ドンシンだったが、すぐに組まれてクリンチで流れを変えられてしまう。ワキを潜ってバックに回ったチェ・チャンウは、続いて正対してダブルレッグでテイクダウンを奪う。

がぶったチェ・チャンウは、ギロチンから両足を跨いでマウントを取る。エルボー、右のパンチに背中を向けたソン・ドンシンは、さらに鉄槌やパンチを連打されると集中力を切らしたか、あっさりとRNCに入られタップ。ZFNオーディションでマックス・ホロウェイの太鼓判を得たソン・ドンシンだったが、苦いプロデビューとなった。


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