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【RFC37】Road FC XXで、しなしと対戦するイ・イェジ 「高校生活最後の1年の初試合」

Lee Ye-Ji【写真】5キロ減量したイ・イェジと増量しても3キロアンダーのしなし、当日の体重差はかなり危険なレベルだ (C)KAORI SUGAWARA

11日(土・現地時間)、韓国ソウルのグランドヒルトン・コンペンションセンターで開催されるROAD FC37=初のオール女子大会Road FC XX。同大会で、韓国の女子高生ファイター=イ・イェジがしなしさとこと再戦で戦う。

一昨年7月にしなしと日本でMMAデビュー戦を戦ったイ・イェジはWSOF-G日本大会で渡部ひさえにも敗れたが、その後の連勝で戦績を2勝2敗の五分に戻した。この間の成長をどのように、しなしにぶつけるのか。高校生活最後の1年、イ・イェジに今回の試合への想いを尋ねた。


――2度目のしなし戦が近付いてきました。現在の体調はいかがでしょうか(※取材は3月6日に行われた)。

「とてもコンディションが良いです! あとは試合の日までの体調管理だけをちゃんと出来れば大丈夫です」

――体重は問題ありませんか。

「大丈夫です。普段の体重から5キロ落としています。今回はゴンクォンムスル時代からの師匠でもあるジョン・チャンチュン館長だけでなく、イ・ユンジュン選手もコーチとして一緒に作戦を練って、練習を積んできました」

――イ・ユンジュン指導はそのゴンクォンムスルの先輩に当たりますね。

「ハイ。イ・ユンジュン選手と館長が一緒に相談しながらプランを立ててくれました。そしてユンジュン選手にはメンタル的な部分とユンジュン選手自身の経験から色々なことを教えてもらいました。 “試合では自ら止まらずに積極的に動く”、そして”試合では相手を潰すんだという覚悟を持って戦いなさい”という言葉が印象に残っています」

――前回デビュー戦で戦ったしなし選手ですが、実際に戦ってどのような印象を持ちましたか。

「あの時はまだ経験も無かったので、後から(試合を通して)多くのことを教えられたと思いました。そして次は必ず勝ちたいと思いました。

まだMMAというスポーツを始めて1年も経っていない状況で準備期間も短かったので、しなし選手ではなくどんな相手であっても多くのことを教わったはずです。実際に試合の後、プロとしての技術が全く不足していることを感じました。

しなしさとこ選手と私は身体差は無かったですが、技術の面では明らかな差がありました。だから、しなし選手の技術という部分を私のモノに出来たらと……。私の方が小柄でも相手、状況に応じて繰り出せる技術をたくさん学びたいです」

――1年半が過ぎ、イ・イェジ選手も当然成長しているはずです。あの頃の自分と今の自分を比較して、どこが一番変わったでしょうか。

「あの時と比べれば全体的に成長できていると思います。この部分が特に伸びたというわけでなく、体力、打撃、グラウンドとどれも以前の私より確実に成長しました。ただ完成の段階に行き着いたわけではないのでもっと成長するためにもっと努力していきます」

――女子高校生ファイターということで注目を集め話題先行と見られたり、目立つことで色々と弊害もあるかと思いますが、そのあたりについてどのように考えていますか。

「プレッシャーや弊害と感じたことはありません(笑)。逆にたくさんの人に注目してもらえて嬉しいです。やっぱり女子高生ということでより注目してもらえているのかな、と考えています……。」

女子高生としては最後の年ですので、もっと一生懸命頑張らないといけないです」

――日本にも今年、高校を卒業した朝倉カンナという選手がいますが、知っていますか。

「名前は聞いたことがあります。試合の動画も見ました。やっぱり同じ世代の選手ということで共感、シンパシーのようなものを感じます。MMAは女子には簡単にはできないスポーツなので、女子の選手が男子の選手よりも少ないですが、だんだんと層が厚くなっているようです」

――またXXという女子大会の旗揚げについて、どのような思い入れをもっているでしょうか。

「韓国初の女子大会で試合ができることがとても光栄です。2017年初の試合、女子高生としても最後の一年での初試合にもなるので、初の女子大会、XXを盛り上げるような試合をしたいと思います」

■Road FC37=Road FC XX01計量結果

<女子フライ級/5分3R>
ライカ: 57.3キロ
カン・ジンヒ: 57.4キロ

<女子46.5キロ契約/5分3R>
しなしさとこ: 46.8キロ
イ・イェジ: 43.4キロ

<49.5 キロ契約/5分2R>
パク・ジョンウン: 49.5キロ
パク・ナヨン: 49.7キロ

<女子アトム級/5分2R>
華DATE: 47.5キロ
イム・ソヒ: 48.3キロ

<女子ストロー級/5分2R>
藤野恵美: 52.3キロ
ナタリア・デニソヴァ: 51.キロ

<女子ストロー級/5分2R>
原田志保: 51.7キロ
シム・ユリ: 52.1キロ

<女子50キロ契約/5分2R>
ホン・ユンハ: 50.7キロ
ワン・シャンジ: 50.6キロ

■Young Guns 32 計量結果

<バンタム級/5分3R>
根津優太: 61.7キロ
ジャン・イクファン: 61.9キロ

<フライ級/5分2R>
朝倉海: 57.3キロ
アラテン・ヘイリ: 57.5キロ

<ミドル級/5分2R>
ジョン・ヨンジュン: 85.7キロ→再計量
キム・ジュウォン: 83.9キロ

<フェザー級/5分2R>
シン・スンミン: 65.5キロ
ヤン・ジュンカイ: 65.8キロ

<フェザー級/5分2R>
朝倉未来: 65.9キロ
オ・ドゥソク: 65.9キロ

<フライ級/5分2R>
キム・テギュン: 57.キロ
ワン・デユ: 57.4キロ

<フライ級/5分2R>
コ・ギウォン: 57.4キロ
ユン・ホヨン: 57.4キロ

<ミドル級/5分2R>
チェ・インヨン: 84.2キロ
イム・ドンファン: 83.3キロ

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