【DEEP OSAKA IMPACT2024#03】8月25日名古屋から5週連続開催。締めの大阪で須田萌里×イ・イェジ
【写真】動くことができる相手だけでに、世さと成長を見せたい須田 (C)MMAPLANET
30日(火)、DEEPが9月22日(日)に大阪市住吉区の錦秀会住吉久美センター大ホールで開催されるDEEP OSAKA IMPACT2024#03の対戦カードを発表されている。
Text by Manabu Takashima
中心部を挟んで北と南という位置関係にはあるが、須田萌里が1月20日のBlack Combatにおけるパク・シユン戦の敗北から地元・大阪で8カ月振りの再起戦に臨む。
対戦相手は元祖JKファイターのイ・イェジだ。須田としては韓国で受けた雪辱を韓国人ファイターに果たすという心境になるか。
RAOD FCのアイドル=イ・イェジはコロナ前には修斗で戦っていたが、昨年9月に3年10カ月振りの実戦をDEEP JEWELSで行い古瀬美月から判定勝ちを収めている。この間にRoad FCのおひざ元ウォンジュからソウルにベースを移し、元Road FCフェザー級王者イ・ユンジュンン指導を受けたことで、MMAの根幹となる部分が強化された印象がある。
イ・イェジはパク・シユンのようにレスリングの圧に打撃を加えたようなスタイルでないだけに、須田としてはソウルでの経験を活かし打には打、組には組、寝技には寝技という局面ごとで先手争いを制することが必要なファイトとなる。
ウェルラウンダーだが、一つ一つの強度はそこまでもないイ・イェジが、幻のK-MMA最高級ウェルラウンダーによって、どこまで強化されているか。圧と組み力を知るのはケージの中に入ってからだろうが、そこを見越して先手必勝で戦いたい須田だ。
同大会ではこの他に3回戦でフェザー級の三村亘✖鬼山班猫戦、2回戦では青野ひかる×サダエ☆マヌーフの女子49キロ契約マッチ、関西の陰の実力者という評価を維持するにはもう本当にあとが無くなった瀧口修生が、ボンサイ柔術所属で2勝2敗ペレイラ・ユージ・ラファエルとのマッチアップなどが見られる。
そんなOSAKA IMPACTまでDEEPは8月25日のNAGOYA IMPACTを皮切りに31日のお台場サマーフェスティバル大会、9月7日のTOKYO IMPANCT & JEWELS、そして15日のDEEP121と5週間に渡り毎週大会が開かれることになる。