【Bellator177】ヒョードル×マトリオン後もノンストップ。4月にハンガリーで世界バンタム級戦!!
【写真】直近の試合を見る限り、王者ダンタスの完成度の高さが有利か。しかし、MMAは相対論では予想しきれないためコールウェル勝利も十分にあり得るはずだ (C)MMAPLANET
来週、17日(金・現地時間)にカリフォルニア州サンノゼ大会=Bellator172でエメリヤーエンコ・ヒョードル×マット・ミトリオンが行われるベラトールでは、欧州大会も含め続々と大会&カード発表が続いている。
サンノゼ大会の翌週24日(金・同)は英国・北アイルランドはベルファースト大会=ベラトール173では前世界ライトヘビー級王者リアム・マクゲリーの復帰戦が組まれ、3月3日(金・同)はオクラホマ州タッカービルでマルース・クーネン×ジュリア・バッドの女子ウェルター級王座決定戦。
さらに3月31日(金・同)はイリノイ州ローズモントでランペイジ・ジャクソン×キング・モーのヘビー級マッチ、さらにさらに4月8日(土・同)はイタリア・トニノ大会と大西洋を行き来するスケジュールとなっている。
そして8日(水・同)には4月14日(金・同)にハンガリーの首都ブダペストのパップ・ラズロ・ブタペスト・スポータレナでベラトール177を開催し、メインでドゥドゥ・ダンタスの持つ世界バンタム級王座にダリオン・コールドウェルが挑戦する一戦が組まれることが発表された。
当大会は昨年9月のBellator Kickboxingに続き、2度目のハンガリー大会となる。今回もイタリア・トリノ大会と同様にキックとの2本立てイベントで、ここにブラジル人王者と米国人の世界戦を組み込んできた。
昨年6月にバンタム級王者に返り咲いたダンタスは、12月にジョー・ウォーレンを完封し王座初防衛に成功し、その翌日にジョー・タイマングロへのリベンジを果たしたコールドウェルの王座挑戦は決まっていた。
ジャブと前蹴りで前王者マルコ・ロウロ、ウォーレンを寄せ付けなかったチャンピオンに対し、D-1で2度のオールアメリカンでNCAAも制したコールドウェルがダンタスの制空権を如何に突破できるか。
昨年3月の──ウォーレンをバックスープレックスからRNCで極めた試合が余りにも鮮烈過ぎたため、その後のタイマングロとの連戦でやや下落傾向にもあるコールドウェル株。今回の世界戦はウォーレン戦を上回る積極性があってこそ、抜群のトップコントロール術が生きる試合となる。如何にダンタスのジャブと前蹴り対策を練るのか、その輝きが本物なのか真価が問われる挑戦者だ。