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【ONE50】ビビアーノ・フェルナンデス、守り強固かつアピール上手のマクラーレンにスプリット王座防衛

<ONE世界バンタム級(※65.8キロ)選手権試合/5分5R>
ビビアーノ・フェルナンデス(ブラジル)
Def.2-1
リース・マクラーレン(豪州)

試合開始直後にシングルレッグでテイクダウンを決めたビビアーノは両手を抱えてくるマクラーレンをケージに詰めて軽くパウンドを落としていく。腰をコントロールするビビアーノに対し、ヒザをねじ入れたマクラーレンが立ち上がりハイを繰り出す。軽快なローを見せるマクラーレンに対し、ビビアーノは右をヒットさせてからダブルレッグに成功する。

マクラーレンのバタフライガードもヒザを押して潰したビビアーノはハーフで抑える。ビビアーノは二重絡みのマクラーレンに細かいパンチを落とし初回を取った。

2R、寝技で固い防御を見せたマクラーレンが左ミドル。続くローをキャッチされそうになったが足を抜き、シングルを潰す。ビビアーノは右ミドル、右ストレートを入れたテイクダウンを切られケージを背にする。マクラーレンは自ら離れる。ビビアーノはここでもローをキャッチするが、テイクダウンに失敗。

マクラーレンのテイクダウンを防いだビビアーノはヒザ蹴りを蹴った際にバランスを崩して尻餅をつく。立ち上がったビビアーノはマクラーレンの大振りの左フックにダブルレッグを合わせて、バックに回り込む。四の字フックで捉え、後方からエルボーを肩口に打ち込みながら、RNCの機会を伺う。襷に捉えたビビアーノに対し、手首を掴んで防御するマクラーレンは、このピンチをパンチやエルボーを被弾しながらも乗り切った。

3R、マクラーレンの跳び蹴りにも、着地したところでビビアーノが右を入れる。左フックを入れたマクラーレンは続いて左ハイ、ビビアーノも右を返す。左で鼻血を出したビビアーノに対し、マクラーレンはその鼻を指させて笑顔を見せる。

鼻を気にするビビアーノは右ストレートから組みに行くも、防がれ左フックを被弾する。引き続き左を当てるマクラーレンだが、ビビアーノもケージに追い込んで右を打ち込む。右オーバーハンドを当てたビビアーノに対し、マクラーレンは舌を出して挑発するだけでなく、鼻を指さして今度はレフェリーストップをアピールした……。

4R、マクラーレンの左の打ち終わりに右を当てたビビアーノは、ニータップで尻餅をつかされる。すぐに立ち上がったビビアーノの右でマクラーレンがフラッシュダウン。直ちに立ち上がったマクラーレンに対し、ビビアーノはシングルレッグでケージに押し込む。

残り半分でレフェリーがブレイクを命じる。ニータップを切ったビビアーノは右ローから右ストレートを決める。しかし、続くローがマクラーレンの急所に入り試合が中断。再開後、大きな接触はなくラウンド終了となった。

最終回開始直後にニータップでマクラーレンがケージにビビアーノをドライブ。自らすぐに距離を取り直したマクラーレンの方が積極的に動くも、効果的な攻撃は少ない。そしてビビアーノは右を当てると、ダブルレッグからシングル、アンクルピックもマクラーレンの守りは堅い。ブレイク待ちのマクラーレン、その通りになると左ストレートを当てて小刻みなステップやワンツー。動きの良さをアピールするような飛び蹴りやパンチを繰り出すマクラーレンに対し、ビビアーノが右ミドル、右ストレートを打ち込む。

残り1分、ビビアーノのシングルを切ったマクラーレンが左を入れ、スピニングバックフィストを2回繰り出す。守りとアピール上手の若さに似合わず老獪さを見せたマクラーレンはスプリットまで持ち込むが、ビビアーノが王座防衛に成功した。

鼻を骨折した王者は「鼻が俺ようが、足が折れようがチャンピオンでいることが大切なんだ」と語った。


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