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【ONE49】ベラが左ミドル&左ハイ蹴り込み、パウンドで締め。関根のチャレンジは大敗からスタート

<ONE世界ヘビー級(※120.2キロ)選手権試合/5分5R>
ブランドン・ベラ(米国)
Def.1R3分11秒by TKO
関根シュレック秀樹(日本)

マスク姿で入場した関根は力いっぱい、コールに応える。笑顔でタッチグローブしたようにも見えた関根は、距離をとって右に回る。ジリジリと前に出るベラが右ハイ。ブロックした関根は右へ動く。そこへ左ローを蹴っていくベラが前蹴り。関根が前に出るも、ベラがバックステップ。

ベラの右ハイからヒザ蹴りを受けながら、懸命に組みついた関根。ベラは再び首相撲からヒザを突き上げる。右フックを空振りして背中をみせるように距離を取った関根がシングルから引き込む。直後にベラは離れて、関根が立ち上がるのを待ち受ける。スタンドに戻った関根は左ハイこそかわしたものの、直後の左ミドルで動きが止り左ハイでダウン。そのまま左のパウンドを連打されて勝負は決した。

完敗、いや惨敗といって良い関根の王座挑戦。しかし、あらかじめこの厳しさは本人も覚悟していたはず。関根の挑戦は、ここからだ。


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