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【Gladiator002】岸本泰昭と対戦、キ・ウォンビン「『見に来て良かった』と思われる試合を」

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ki-won-bin【写真】見るからに気もフィジカルも強そうなキ・ウォンビン。今回のインタビューで戦績が7勝2敗であることが確認された (C)MMAPLANET

23日(水・祝)大阪市平野区の平野区民センターで開催されるGladiator002 in OSAKA。

レッツ豪太がメインでムン・ジュンヒを相手にウェルター級王座初防衛戦を行う同大会で、レッツの同門・岸本泰昭とキ・ウォンビンが対戦する。

ROAD FCのみならず、TOP FCもレベルも急激に上がり、アマMMAが拡充したことでキャリア初期から潰し合う傾向にある韓国MMA界では、戦績に似つかわしくない実力者が隠れている。

キャリア7勝2敗、そんな韓国MMA界のもう一つの事実を象徴するようなファイターがキ・ウォンビンである。アウトサイダーで伊澤寿人からKO勝ちするなど、既に日本で2試合の試合経験があるが、それでもまだキャリア10戦目だ。打撃、テイクダウンディフェンスに長け、勢いに任せて攻め続ける彼らのような若い世代の韓国人ファイターが、今やベテランの域に入りつつある岸本と次期挑戦権を賭けて対戦する。

今回の一戦を前にしたキ・ウォンビンの意気込みを尋ねた。


──まず、プロ戦績を教えていただけますか。

「9戦7勝2敗です。次の試合で10戦目になります」

──MMAを始めたのは、いつ頃からですか。

「中高校時代にはテコンドーやボクシング、キックボクシングなど色々学びましたが、本格的に始めたのは2013年です。ブラジリアン柔術の道場に入門したのですが、女の人に一方的にやられて。ホント、甘く考えていました。それから本格的に格闘技を学び、今に至っています。

──今は格闘技一本で生活をしているのでしょうか。

「いえ、パーソナル・トレイナーをしています。ボディビルのトレイナーをしていて、この仕事のおかげで忙しくて練習をサボりそうになっても、鍛えている一般の人を見て自分もやらないといけないと思えて助けられています」

──これまではフェザー級で戦っていた印象が強いです。

「フェザー級で戦っているうちにライト級でもやれるかなって思っていたら、ウ・スンベ監督からも上でやろうと勧められたんです。

監督、ナム・ウィチョル、そしてクォン・ベヨンのようなトップクラスの選手と練習してきた成果だと思います」

──ところで9月のムングオスズ・ナンディンエルデン戦は、刈れば3連勝だったのですが、ハイキックを入れた後に激しい打ち合いのなかで逆転KO負けを喫してしまいました。

「欲が出来過ぎました。仕方ないですね。ボディにダメージが受けた時にヒザをモロに入れられてしまいました。今も後悔していますが、あの時はエキサイトし過ぎて、仕掛けを急いでしまったのが敗因です」

──それ以前の試合も打ち合いのなかで打たれるというシーンは何度かありましたね。打たれ強さもキ・ウォンビン選手の強味の一つですが。

「一応、ダメージの回復には自信があります。ただ、自分でも思うのですが、監督やチームメイトからも無理やり攻めに行くことはよく注意を受けています。これから、そこは注意していきたいです」

──日本で試合をするのは?

「3度目になります。グラジエイターとアウトサイダーで試合をしました。2試合ともKO勝ちしています」

──では岸本選手の印象を教えてください。

「かなり試合経験も多いベテランですね。菊野克紀選手は中村大介選手、それにトルネード・ソン選手のような手強い選手との試合が多くて羨ましいです。

でも相手が誰だろうが、自分はデキること一生懸命やり切るのがポリシーなので、そこは誰と戦っても変わりません。最近はそんな風で戦えていないのですが、プレッシャーを掛けて相手が売ってきたところをカウンターで倒す本来の戦い方です。

岸本選手は寝技中心のグラップラーのように感じるので、ちょうど良いですね」

──まずはリーチを生かして距離をコントロールしていくということですか。

「リーチはある程度あるので、マクレガーのような戦い方が理想的です。ただし、興奮し過ぎないことが大前提です(笑)。当然、マクレガーのように上手く戦えないのでボクシングだけでなく、ローキック、クリンチ、テイクダウン、どのような手段を使っても勝ちたいです」

──次の試合に勝つと、タイトル挑戦です。

「タイトル、加えて海外のプロモーションのタイトル戦は誰にも訪れるチャンスではないと思います。ただし、今回の岸本戦にまずは集中します。ここで勝たないとタイトル戦も何もないですから」

──今後ファイターとして目標はどこに置いていますか。

「もちろん、今回の試合で勝って挑戦権を手にすることです。そこが一番大切です。それから……勝敗に関わらず、将来的に自分が引退した後で、『キ・ウォンビンのような試合ができるファイターになりたい』と言ってもらうような選手になりたいです」

──では最後に日本のファンに一言お願いします。

「自分の戦績を見てもらうと分かってもらえると思いますが、勝っても負けても全て一本かKO決着です。お金と時間を使って試合を見に来てくれたファンに、『見に来て良かった』と思われる試合がしたいです。応援、宜しくお願いします」

■Gladiator002対戦カード

<Gladiatorウェルター級選手権試合/5分3R>
[王者] レッツ豪太(日本)
[挑戦者] ムン・ジュンヒ(韓国)

<Gladiatorライトフライ級選手権試合/5分3R>
[王者] ヤックル真吾(日本)
[挑戦者] 吉村友菊(日本)

<Gladiatorライト級次期挑戦者決定戦/5分3R>
岸本泰昭(日本)
キ・ウォンビン(韓国)

<ウェルター級/5分2R>
中村勇太(日本)
内林幹透(日本)

<フェザー級/5分2R>
大道翔貴(日本)
天草ストロンガー四郎(日本)

<ライト級/5分2R>
野副忠佑(日本)
キム・ソンヒョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
NavE(日本)
鈴木崇豊(日本)

<ウェルター級/5分2R>
別府敬佑(日本)
カン・ホサ(日本)

<ライトフライ級/5分2R>
原猛司(日本)
宮城友一(日本)

<バンタム級/5分2R>
結城大樹(日本)
伊藤空也(日本)

<バンタム級/5分2R>
草信孝謙(日本)
小椋雄輝(日本)

<フェザー級/5分2R>
北崎拓実(日本)
上山雄大(日本)

<バンタム級/5分2R>
桂爽淳(日本)
吉野光(日本)

<フェザー級/5分2R>
吉野豪腕タイキ(日本)
マルセロ中村(日本)

<フライ級/5分2R>
大前健太(日本)
上荷大夢(日本)

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