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【Gladiator001】櫻井裕一郎代表に訊く、Gladiatorを継承する理由<01>

Yuichiro Sakurai【写真】熱い口調で新生Gladiator、その活動について語る櫻井代表 (C)MMAPLANET

19日(日)に和歌山市の和歌山ビッグホエールで開催されるGladiator=リニューアル大会「Gladiator001」。2004年6月にソウルで旗揚げし、その後は日本国内で多くの地方都市でもイベントを開催してきた混合イベントが、和歌山県和歌山市に拠点を置く総合格闘技・創道塾を主宰する櫻井裕一郎氏によって、ケージ&ユニファイドMMA一本の大会に生まれ変わる。



新生Gladiator旗揚げを前に櫻井代表がGladiatorを継承し、MMA大会として再生するよう気持ちを固めた理由を尋ねた。

──櫻井代表が格闘技、MMAと向き合うようになったのはいつ頃からですか。

「自分は小学校の高学年まで9年間ほど空手をやっていました。空手を止めてからも格闘技を見るのは好きでK-1の大阪大会、12月に東京に泊まりがけでK-1ファイナルを見に行ったこともあります。ピーター・アーツが乗りに乗っている時だったのにジェロム・レバンナに負けた試合とか大興奮して見ていました」

──では自ら道場を開き、選手を大会に送り出すようになったのは?

「道場を開いたのは今から5年前です。ヤンチャしていた時代もあったのですが、色々なことを経て道場を出しました。自分は地下格闘技をやるわけでもないし、喧嘩祭りをしていくわけでもないで。今はプロ選手を抱えていますし、Gladiatorを新しい大会にしていくつもりです」

──和歌山と格闘技、MMA、余り結びつきがないというイメージがあります。

「ハイ。その和歌山で隣の中学校を出た同級生で、親友に濱田順平がいたんです」

──CMA誠ジムに所属していて、それこそ2004年6月にソウルで開催された第1回Gladiatorに出場し、その後もDEEPやMARSで活躍していた?

「ハイ。その濱田です。今から5年前に家の敷地内に道場を建てようと思ったのですが、どういうジムにするかはまだ明確に決めていなかったんです。そんな時に濱田から敷地もあるし、総合の練習ができる道場にしないかって進言してもらって。和歌山には総合ができる環境がそれほどないということだったので、総合格闘技の道場を開くことにしたんです」

──それが創道塾だったのですね。

「ハイ。濱田はCMA誠ジムに所属していたので、諸岡(秀克)代表を紹介してもらいました。そして、Gladiatorが大阪で初めて開催されたときに創道塾の選手を出してもらいました。それが自分とGladiatorの出会いですね」

──なぜGladiatorを自らの手で切り盛りしていこうと。

「単刀直入にいうと諸岡会長にそういう話を頂いたからです。自分も道場で選手を育て、まだまだですがパンクラスさんやDEEPさんに選手を出させてもらい、HEATさんやROAD FCでも戦わせてもらいました。曲がりなりにも総合格闘技道場と謳っているのであれば、道場生たちにプロでやっていく環境、道筋を創ってやりたいという気持ちが大きいです。彼らの背中を押すのが自分の仕事なんです。

元々Gladiator和歌山大会は創道塾主催として3度開催してきたんです。そこで大会作りを学び、また他のMMA興行や格闘技イベントで勉強もさせてもらいました。で、思ったことはルールを整備して、競技運営面をクリアにして、プロ興行としてしっかりとやっていきたいということだったんです。地下格闘技出身の選手が出ても、大会自体がしっかりと運営されていれば、地下格とは思われないです。だから、きちっとした大会運営をやっていきます」

──これまでGladiatorはMMA、キック、プロレスの混合イベントで、それこそ首都圏にいるとその全容は伝わってこない大会でした。

「まさにGladiatorはそういうイメージでした。地下格かと思われることも少なくなかったです。でも、それだとプロの選手は敬遠しがちになる。パンクラスやDEEP、修斗に出たいという選手たちがGladiatorに出たいと思ってもらえるようにしていきたいです。

ゼロから新しい名前で大会を開くこともできました。ただし、Gladiatorには2004年に第1回大会を開いたように12年の歴史があります。韓国のMMAのターニングポイントになった大会です。全容が知られていなくても、例えば悪いイメージを持たれていようが、ゼロから立ち上げるよりも認知されていることは確かです。

心機一転です。これまでと違うことを第1回大会でアピールできれば、例えマイナスのイメージを持っている人でも、逆に良い印象を持ってもらえます。そこがGladiatorに拘った理由でもあるんです」

<この項、続く>

■ 対戦カード

<グラジエーター・ウェルター級王座決定戦/5分3R>
レッツ豪太(日本)
中村勇太(日本)

<グラジエーター・フライ級王座決定戦/5分3R>
南出剛(日本)
原猛司(日本)

<グラジエーター・ライトフライ級王座決定戦/5分3R>
谷口友康(日本)
ヤックル真吾(日本)

<グラジエーター武士道フェザー級選手権試合/5分3R>
[王者] 大道翔貴(日本)
[挑戦者] 手塚基伸(日本)

<ROADFC日韓対抗戦&グラジエーター・バンタム級王座決定戦/5分3R>
辻川凌平(日本)
ユ・ジェナム(韓国)

<ROADFC日韓対抗戦・ウェルター級/5分2R>
黒田好治(日本)
キム・ソクモ(韓国)

<バンタム級/5分2R>
辻川力也(日本)
鈴木崇豊(日本)

<フェザー級/5分2R>
渡辺智史(日本)
川端和哉(日本)

<フェザー級/5分2R>
吉野剛腕タイキ(日本)
伊藤風童(日本)

<フライ級/5分2R>
横溝和也(日本)
前田慎次郎(日本)

<バンタム級/5分2R>
草信孝謙(日本)
矢野悠祐(日本)

<バンタム級/5分2R>
中澤伸悟(日本)
山口翔(日本)

<フライ級/5分2R>
加マーク納(日本)
宮城友一(日本)

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