＜ミドル級／5分3R＞
ベイサングル・ススルカエフ（ロシア）
Def.3R1分38秒by KO
エリック・マコニコー（米国）

サウスポーのマコニコーがワンツーからすぐに組みつく。ケージを背にしたススルカエフは左腕を差し返し、マコニコーをケージに押し込んで細かくヒザ蹴りを入れる。ここからススルカエフが両差しで組み、ボディにヒザ蹴りを突き刺す。マコニコーは態勢を入れ替えながら右ヒジを入れ、左腕を差し返す。差し合う攻防からマコニコーが離れて右アッパー、ジャブで前に出る。ススルカエフも右ストレートを返して前に出る。

マコニコーもワンツーとインロー、ガードを上げて距離を詰めてヒジを振る。このままマコニコーが右腕を差して組む。ススルカエフは小手を巻いて投げを狙うが、マコニコーがそのままススルカエフをケージに押し込む。四つ組みの攻防になるとススルカエフが足をかけてマコニコーをテイクダウンし、マコニコーが背中を見せて立ち上がる。

ススルカエフはマコニコーを持ち上げるように何度かテイクダウンするが、マコニコーはグラウンドに持ち込ませずバックコントロールを許さない。ススルカエフは離れ際にスピニングバックエルボーを放った。距離が離れるとマコニコーがジャブで前進。ススルカエフが右ストレートとインローを蹴る。マコニコーがガードを上げてヒジ、ススルカエフも右ストレートを返す。

2R、ジャブで前に出るマコニコー。ススルカエフは右の三日月蹴りを突き刺し、右のロングフック、右ミドルを蹴る。マコニコーが細かいパンチで前に出ると、ススルカエフは右のヒザ蹴りを突き刺す。マコニコーがガードを上げて前に出るとススルカエフが右ミドルを蹴り、パンチで前に出ながら右ミドル。そのままマコニコーをケージに詰めるが、マコニコーのインローがローブローとなる。

再開後、ススルカエフが右ミドルと右ロングフック。インローを蹴る。マコニコーもジャブを見せて左の前蹴りを見せる。マコニコーはガードを上げて細かいパンチで前に出る。ススルカエフが右の前蹴りを突き刺し、マコニコーをケージに押し込む。マコニコーは組まれた状態から細かいパンチを入れ、ススルカエフが投げでテイクダウンを狙いつつ、離れ際に右ミドルを蹴る。

再びススルカエフがマコニコーをケージに押し込み、シングルレッグに入ってマコニコーの足を持ち上げてテイクダウンを仕掛ける。マコニコーもケージを背にしてテイクダウンを許さない。一度離れたススルカエフは右ストレートと前蹴り。マコニコーはすぐに組みつく。離れたススルカエフは再びパンチと前蹴り、マコニコーは距離を潰してヒジを入れた。

3R、ススルカエフがパンチから右ミドル、マコニコーも左ミドルを蹴り返す。ススルカエフが右の前蹴り、マコニコーも左ストレートを当てる。ススルカエフは右ストレートからパンチをまとめて右の前蹴り、下がるマコニコーも左ストレートを返す。ススルカエフが右ボディを打ち込むと、これがローブローとなる。

再開後、マコニコーが左ミドルを蹴り、ススルカエフがインローを蹴り返す。ここでススルカエフがマコニコーの左ストレートをかわしてワンツー。この右でマコニコーのテンプルを打ち抜くと、マコニコーが前のめりにばたりと崩れ落ちる。ここでレフェリーが試合をストップし、ススルカエフが豪快なKO勝利。これでMMA戦績を11戦11勝とした。

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