【Shooto】7月17日、後楽園ホール大会で初のケージ公式戦。祖根寿麻が初出場
【写真】祖根寿麻がプロ修斗に初出場、舞台は後楽園ホール発のケージ公式戦 (C)MMAPLANET
2日(木)にプロ修斗のプロモーション=サステインより、7月17日(日)の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦でリングに代わり、ケージを使用することが発表された。
格闘技のメッカ、後楽園ホールはその利用時間の問題もあり、設置に時間がかかるケージを行うことは困難な会場として捉えられていた。現にDEEPが2013年6月にDEEP CAGE IMPACTの開催にトライしたものの、その辺りをクリアできずにリング使用に戻ったこともあった。
もともと修斗は格闘技界の革命児・佐山悟氏が率いていた時代にロープが張り巡らされた8角形の巨大なマットを使用し、その後は四角いリングに変更された過去を持つ。そして迎えた1993年、UFCのスタートにより、修斗はまずVJTを経て段階的にレギュレーションに変更を加え、公式戦でもパウンドを全面解禁した。そんな1995年には再び多角形リングを大宮スケートセンター&駒沢体育館の両大会で使うと、よりコンパクトになった八角形リングを11月に後楽園ホールで開催されたプロ&アマ合同イベント=トーキョー・フリーファイトで使用した。
以来、実に20年近い時を経て多角形の試合場、そして始めてとなる金網を後楽園ホールに持ち込むこととなった。首都圏でケージが舞台となった公式戦は4月の舞浜大会以来、2度目。本格的に新しい時代を迎えるプロ修斗公式戦、この日は世界フライ級(522.2キロ)王座決定戦=飛鳥拳×澤田龍人、安藤達也×石橋佳太のフェザー級戦(61.2キロ)、AB×児山佳宏のウェルター級戦(70.3キロ)、さらにHEATを主戦場するTENKAICHIバンタム級王者・祖根寿麻がプロ修斗初出場を果たし、フェザー級(61.2キロ)で土屋大喜と戦うことも決まっている。