【Gladiator014】「上を目指す選手たちに試合機会を」、「悔いなく戦ってほしい」櫻井雄一郎グラジ代表
【写真】関西にGladiatorあり、長引くコロナ禍でそういう認識が根付いたかのような今大会だ(C)MMAPLANET
本日27日(日)、大阪府豊中市の176boxでGLADIATOR014が開催される。
タイトルマッチ、関西以外の選手の出場という従来のグラジエイターの特徴とは違う──関西中心の大会となる今大会。その意義を櫻井雄一郎体表に尋ねた。
──2月大会から4カ月。まさかRIZIN大阪大会と重なりました。
「やはり客足には影響が出たと思います。ただ日程を変えるとか、そういうことは考えていなかったです。選手はこの日を目指して練習してくれていますからね。特に今回大会は戦績がそれほど多くない選手、いってみれば3年後、5年後を考えたマッチメイクでもあったので。
これまでタイトルマッチを1試合でも組もうというところがあったのですが、アマチュアからプロになり、そして上を目指す選手たちに試合機会を与えるべき、人材育成大会も開くべきだと思いました。
そういう選手を応援してくれる人たちもいますし。そんなところから関西のMMAを盛り上げていきたいです」
──Gladiatorといえば関西以外の選手の出場も多かったですが、今大会は関西勢かつ老舗ジム所属選手の名前が目立ちます。
「MMAという競技にあって、頑張っている選手。ただ、そこだけなんです。そういう選手に試合機会を与えるのもGladiatorの役割であると思っています。
もちろん関西以外の選手も、これからも出てもらいます。今回は年間で4大会を開催するうえで、今回のような大会がたまたまこのタイミングになったということですね。
9月大会はまた他の地方の選手、Gladiatorを必要としてくれるジム、選手たちの期待にできる限り応えたいと思います。次回大会はタイトルマッチも組む予定ですし、大会ごとにメリハリをつけることも大切かと思います」
──ところで8月にGrachanが初の大阪単独興行を行う。そこにバンタム級王者の竹本啓哉選手、ウェルター級王者のレッツ豪太選手が出場します。
「他団体でもしっかりと勝ってほしい。そういうつもりで、送り出しています。今回、Grchanさんからは関西大会だからこそGladiatorのチャンピオンを出場してほしいということで声を掛けていただいたと思っているので、しっかりとGrachanを盛り上げる試合をして、強さを見せて勝利してほしいです。ベルトを巻いている選手なので、差を見せて勝ってほしい。それぐらいの気持ちです」
──今回、このような試みだからこそ目立つことができる。そういう状況です。だからこそ、今大会に出場する選手に求めることはないですか。
「プロモーターとして、えこひいきなしにカードを組んでいます。だからこそ、うちの道場の選手にも言っているのですが、余力を残さず戦ってほしいです。そして、やはり決着をつけるという意気込みで戦ってもらいたいです。
その結果、判定になることもあるでしょうし、それが勝負です。だけど選手たちには格闘技として戦ってほしいですね。もちろん防御も大切です。そのうえで、攻撃する姿勢を持って戦う。そこを求めます。練習してきたことを全力で出し、悔いなく戦ってほしいですね」
■GLADIATOR014対戦カード
<フェザー級/5分2R>
土井”聖帝”潤(日本)
中村公彦(日本)
<ライト級/5分2R>
天草ストロンガー四郎(日本)
DJマルコ(日本)
<フェザー級/5分2R>
上田祐樹(日本)
ゆうと(日本)
<バンタム級/5分2R>
井口翔太(日本)
丸山幹太(日本)
<フライ級/5分2R>
N.O.V(日本)
木村旬志(日本)
<ライト級/5分2R>
チハヤフル・ズッキーニョス(日本)
稲葉祥真(日本)
<バンタム級/5分2R>
坪内一将(日本)
道端正司(日本)
<ウェルター級/5分2R>
井上啓太(日本)
八木敬志(日本)
<フェザー級/5分2R>
延命そら(日本)
木村総一郎(日本)
<ライト級/5分2R>
宋鬼子(日本)
谷口軍曹(日本)