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【ONE42】尿酸値と戦う<01>内藤のび太 「体重だけなら、重さはハッキリと分かり楽でした」

Nobita Naito【写真】尿酸値に苦労しながらも、試合に関しては強い意志をしっかりと持っている内藤のび太だった(C)MMAPLANET

明日27日(金・現地時間)にタイ・バンコクのインパクト・アリーナで開催されるONE42「Kingdom of Champions」。そのメインで内藤のび太がONE世界ストロー級王者デェダムロン・ソー・アミュアイシルチョークに挑戦する。

新しい体重、新しい計量方法。尿酸値という要素に試行錯誤を続けている試合前日の――のび太の心境を尋ねた。

――昨日、パブリック・フェイスオフで対戦相手のデェダムロンと向かいました。何か彼から感じるモノはありましたか。

「横幅が広いと思いました。上背はないですが、足は見るからに強そうでした。それと握手をしたときに、少し拳が分厚いなと思いました。あとは目が大きかったです(笑)」

――アウェイ感があり、歓迎されているようでもあり、不思議な盛り上がり方でした。

「ああいうイベントも初めてだったのですが、凄かったですね――バレーボール。どこを見れば良いのか分からなくて……。お客さんが僕の方を見るわけでもないのですが。ああいう催しに参加できて良かったです。あとはタイなんだなぁ……と」

――タイですかからね(笑)。ONE特有の階級、そして計量方法になりますが、今回のリミットは56.7キロ。これまで52.2キロで前日計量を行ってきましたが、実際の試合のときはどれぐらいまでリカバリーしていたのでしょうか。

「多分、今回のリミットぐらいまで戻っていたと思います。今回は最後の計量が試合当日の正午なので、どれぐらい戻るのか。一発で体重、尿酸値ともにパスができても、そんなに体重は戻せないですし。手探り状態です」

――試合の前日にしっかりと炭水化物などを摂れないのは、厳しくないですか。


「しっかりと対策を立てる必要があるのですが、現時点ではそこはまだ見つけられていないです。本当に尿酸値は分からないです、個人差もあるかもしれないので。体重だけなら、重さはハッキリと分かり、高カロリーのモノを食べたりもできたので楽でした。水抜きはつらいですけど、終われば――という想いでやっていましたし。

今回はソレがないので、調整方法は考えていかないといけないですね。今日の時点でクリアーしていても、尿酸は明日になるとどうなるのか分からないので」

――これまでにはなかった苦労ですね。

「でも、何とかなると思います。クリアーはできるでしょうし。現時点では減量の方が戦いよりも、比重が多くなっています。でも、相手も同じですから」

――そんな状況ではありますが、最後に日本で応援してくれるファンに一言お願いします。

「今の僕のベストを尽くすだけです。自分のベストがどこにあるのか。そこを見てほしいです。とりあえず全力でやるだけですし、この試合によって何かが変わるかもしれないので。そこを見てもらえればと思います」

■ ONE42対戦カード

<ONE世界ストロー級(※56.7キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] デェダムロン・ソー・アミュアイシルチョーク(タイ)
[挑戦者] 内藤のび太(日本)

<ONE世界フェザー級(※70.3キロ)選手権試合/5分5R>
[王者] マラット・ガフロフ(ウクライナ)
[挑戦者] 横田一則(日本)

<73キロ契約/5分3R>
ティモフィ・ナシューヒン(ロシア)
ロブ・リシタ(豪州)

<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
レアンドロ・アタイジ(ブラジル)
マルチン・プラチニオ(ポーランド)

<ライト級(※77.1キロ)/5分3R>
シャノン・ウィラチャイ(タイ)
カリアー・リン・オウ(ミャンマー)

<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
クリスチャン・リー(シンガポール)
ロッキー・バトルバトル(フィリピン)

<62キロ契約/5分3R>
ヨーサナン・シッチョートン(タイ)
クレク・コサル(カンボジア)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ポンシリ・ミタシット(タイ)
イェ・トゥウェー・ネ(ミャンマー)

<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
ケヴ・へモロ(カンボジア)
クリッサダ・コンスリチャイ(タイ)

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