【Bellator149】20年振りの再戦──ホイス「全ての戦いに意味がある」、ケン・シャム「感謝の気持ちを」
【写真】当然のように歳を重ねた2人、ホイスは49歳。シャムロックは1週間前に52歳になった(C)BELLATOR
17日(水・現地時間)、19日(金・同)にテキサス州ヒューストンのトヨタ・センターで開催されるBellator 149「Shamrock vs Gracie 3」の記者会見が行われた。
ご存じのようにケン・シャムロックとホイス・グレイシーは1993年11月12日、第1回UFCで対戦し、ホイスは0分57秒RNCで一本勝ち。1995年4月7日の再戦は30分の時間制限が設けられ、さらに3分間の延長戦を2度繰り返しタイムアップの痛み分けとなっている。頭突き、急所攻撃が認められ、体重制限もなかった当時の両者の戦いが今のMMAの礎となっていることは間違いない。
そんなケン・シャムとホイスが20年と7カ月振りに対峙するというレガシー対決を前にして、記者会見に両者がキンボ・スライス&DADA5000とともに記者会見に臨んだ。会見中、常にゼスチャーを交え大声で挑発しあうキンボとDADAをやり取りに苦笑を浮かべるシャムロックは、これまでもような対戦相手を挑発することなく、非常に紳士的にコメントを発していた。
「1993年に初めて(MMAの)リングに上がったホイスはレジェンドだ。また戦うことを望んでいたが、色々な事情があって実現しなかった。その2人がまた戦う機会を得ることができた。スコット・コーカーに感謝している。ホイスのコンディションも良さそうだし、良い競い合いになるだろう。ずっとMMAを応援してくれたファンへ感謝の気持ちを込めて戦う」とケン・シャムロックは語った。
一方、10年前のUFCカムバックの「This is my home」以来、実に言葉数が少なくなっているホイスは「何て言えば良い? I’m back、待ちきれない。準備はできている」と挨拶し、その後の質疑応答でも「全ての試合に意味がある。だから戦う」と往年の饒舌ぶりが懐かしく感じるほど、言葉少なく意気込みを口にした。
■ Bellator149対戦カード
<無差別級/5分3R>
ケン・シャムロック(米国)
ホイス・グレイシー(ブラジル)
<ヘビー級/5分3R>
キンボ・スライス(米国)
DADA5000(米国)
<フェザー級/5分3R>
エマニュエル・サンチェス(米国)
ダニエル・ピネダ(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
エマニュエル・ニュートン(米国)
リントン・ヴァッセル(英国)
<ライト級/5分3R>
メルヴィン・ギラード(米国)
デレック・カンポス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ジャスティン・レン(米国)
フアン・トーレス(米国)
<バンタム級/5分3R>
デイビス・シルヴェスター(米国)
ジェレミー・メイハン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
チャーリー・オンテベロス(米国)
ジェイムス・クリストファーソン(米国)
<ミドル級/5分3R>
ルーベン・エスパルザ(米国)
クロヴィス・ハンコック(米国)
<フェザー級/5分3R>
エイドリアン・ヤネズ(米国)
ダニエル・サントス(ブラジル)
<ミドル級/5分3R>
アイク・ヴィラヌエバ(米国)
リチャード・ネップ(米国)
<ライト級/5分3R>
マイク・トリン(米国)
ジョー・ザモラ(米国)
<ライト級/5分3R>
ジェイソン・ラングリア(米国)
アンソニー・アイヴィ(米国)
<バンタム級/5分3R>
マニー・ロゾヤ(米国)
ジェイク・ノウズワージー(米国)