【Bellator149】ホイスがヒザ蹴りからシャムロックをパウンドアウトも、何となくグレー決着……
【写真】レガシー対決は鉄槌の連打で、ホイス・グレイシーにとって初の打撃でのTKO勝ちとなった(C)BELLATOR
<無差別級/5分3R>
ホイス・グレイシー(ブラジル)
Def.1R2分22秒by TKO
ケン・シャムロック(米国)
二の腕が非常に細く映るホイス。サウスポーで構えるホイス。懐かしいヒザへ前蹴り気味のキックを狙う。シャムロックは間合いを測り、この蹴りを受け流す。ジャブの見せ合い程度でコンタクトの無い両者。残り2分で組みあうとシャムロックがヒザ。ホイスも左ヒザを見せ、急所近くに。続く右ヒザ蹴りがシャムロックの顔面を蹴り上げる。そのままバックに回ったホイスがテイクダウン。後方から動きの止まったシャムロックに鉄槌を連打すると、すぐにレフェリーが試合をストップ。急所付近への蹴りにシャムロックが猛抗議も、レフェリーの判断は覆ることはなかった。
勝ち名乗りを受けたホイスは「俺はファイター。ノーグローブ、ノールール、ノーウェイトの頃から戦っていたんだ」と急所蹴りを肯定するように話し、「何て言えば良いのか。残念だし、動揺している」とシャムロックは語った。