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【WSOF GC02】ギグリオに辛勝、中村優作<02>「このままじゃ生き残れない。この勝利を生かさないと」

Yuchaku Nakamura【写真】試合後に計量後のような表情を見せれるよう、これからのユーチャクに期待したい (C)MMAPLANET

7日(日)東京都文京区TDCホールで開催されたWSOF-GC02ローレンス・ギグリオに勝利した中村優作インタビュー後編。

話せば、話すほどに──試合を振り返ると、振り返るほどに落ち込んでいった中村。この試合を生かすも殺すも、彼自身だ。
<中村優作インタビューPart.01はコチラから>

──判定を聞くまでは、どのような気持ちでしたか。

「セコンドは『どっちか分からないから』って言ってくれたのですが、3Rの最初に受けたパンチは自分のなかでもダウンに近いっていう認識があったので。僕自身は判定負けになるという心の準備、覚悟はありました」

──目の傷のことを伺うと、判定勝ちした安堵感よりもそちらの方が心配です。

「今は見えています。でも、医者には行かないといけないと思っています(※診断の結果、2週間ほどの安静は必要だが網膜剥離ではなかったとのこと)。正直言って、UFCに行けていない選手とあれだけ苦しい試合になるって……。まだまだアカンなって。こんなんじゃ、もっと強い選手がいるのに勝てない。道は険しいなって考えてしまいます」

──エッ、まさかのギブアップ宣言ですか。

「いや、そうじゃないです。ただ、もっと修正が必要やということです。練習からして、覚悟して臨まないと。このままやったら、勝ち残れないです。ギグリオがもっとテイクダウンが強かったら、あの打ち終わりにテイクダウンを取られます。そうなったら、判定で勝ち目はないです。打撃に付き合ってくれたから、勝ちを拾えたんで」

──逆にワンツーが当たる距離で戦えていたのだから、中村選手こそテイクダウンに入るタイミングはあったのではないでしょうか。特に打撃戦に付き合ってきた相手だったので。

「そこなんですよ。そうやって日本拳法の打撃の強さを、MMAトータルのなかで生かせて、あらゆる局面で戦えないと……。もうね、ノリみたいなテイクダウンがあればね……」

──外国人相手に打撃でプレッシャー与えられ、打撃戦で勝負できるのは中村選手の武器です。だからこそ、そこからの発展形を皆待ち望んでいると思います。

「今日の試合内要だと……。自分の動きができていないし。もうちょっとデキたやろうって……」

──そのなかで視界が塞がれ、殴られても心が折れなかったので判定勝ちを拾うことができたのだと思います。

「ありがとうございます。ホント、拾った勝利なので次に生かさないと。勝ったのにモヤモヤ感がとれないです」

──勝っても落ち込みようが半端でないですね。

「いや、落ち込みます。ただ、勝ったことを生かしたいです……ありがとうございました」

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