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【Pancrase265】児山に劇勝、徳留一樹 「3R通して競り勝っていけたらいいと思っていた」

Kazuki Tokudome【写真】インパクトの大きな勝利を挙げた徳留。UFCを目指すという目標を持っているが、ドメスティックMMAを熱くしてくれそうだ(C)MMAPLANET

15日(日)、東京都江東区のディファ有明で開催された東京都江東区のディファ有明でPancrase265のセミファイナルで児山佳宏を1R1分38秒、TKOで破った徳留一樹

UFCリリース後、約2年7カ月ぶりの国内プロモーション復帰となった一戦で、3連勝中だった児山を左ストレートで粉砕し、予想外の圧勝劇を見せた。UFCでの敗戦を機にスタイルチェンジに着手した結果として生まれたTKO勝利、試合後、控え室での徳留の声をお届けしたい。

――まずは会心の勝利おめでとうございます。ずばり今どのような心境ですか。

「パンクラスに戻ってきて一発目で、こういう形で勝てて感慨深いものがありますね。ずっとシルバーウルフでやってきたことが出せたのかなと思います」

――3連敗でUFCリリースという憂き目にあった中でも国内復帰戦。試合までの気持ちの造り方も難しかったと思います。

「もう一回UFCを目指すと言った以上、変な試合は出来ないし、児山選手も強いと思っていたので、3R通して競り勝っていけたらいいなと思っていました。それがこうやって打撃のKO出来たので良かったですね」

――徳留選手としてはフルラウンドまでもつれる試合を予想していたということですか。

「はい、自分はそのつもりでした」

――試合展開を振り返ると、開始直後に放った最初の左ストレートがいきなりクリーンヒットしましたね。

「はい。あれが児山選手の目に当たって、目を気にするような仕草を見せていたので、効いたかなと思いました。打撃の距離に関しても、相手がタックルに入れない距離で動くことを意識していて、それでジャブが当たっていたのでペースは掴みやすかったです」

【写真】相手の攻撃が届かない距離で戦う徳留。新スタイルに開眼した(C)TAKUMI NAKAMURA

【写真】相手の攻撃が届かない距離で戦う徳留。新スタイルに開眼した(C)TAKUMI NAKAMURA

――児山選手は打撃でのKOもある選手ですが、やはり組んでから強さを発揮するタイプです。距離を遠く設定して、ジャブ&ストレートの真っ直ぐ系のパンチを多用したのは、児山選手の組みを警戒したからですか。

「それもあったんですけど、自分はUFCで戦っていた時に足を止めて打つ癖があったんです。それで打たれ強くないのに打ち合って、相手の打撃をもらってしまうという試合が多かった。シルバーウルフで大宮司(進)さんにそこを改善しようと言われて、ああいったスタイルに変えました」

――なるほど。児山選手対策だけでなく、UFCでの敗戦を踏まえてスタイルチェンジに着手した、と。

「はい。それでああいうKOは初めてだったので、本当に気持ちよかったです」

――試合後のマイクでもシルバーウルフで指導を受けている大宮司トレーナーへの感謝の言葉がありましたが、それだけ徳留選手にとってシルバーウルフでの練習は大きなものだったのですか。

「本当にデカいですね。大宮司さんは総合に合わせた…というか、その選手のスタイルに合わせた打撃を教えてくれるんですね。僕の長所を見つけてくれて『こうした方がいいんじゃない?』というアドバイスをしてくれます。

UFCに出ていた頃からシルバーウルフには練習に行かせてもらっていたのですが、当時は試合前に週1回行くか行かないかのペースだったんです。それでUFCをリリースされた時に大宮司さんから『このままじゃ駄目だよ。こっちも真剣に教えたいから、もっと練習に来なよ』と言われて、本格的にシルバーウルフのプロ練に参加させてもらうようになりました」

――シルバーウルフのプロ練はK-1・やKrushで活躍する立ち技のトップ選手ばかりです。

「本当にいい練習をさせてもらっているのですが、みんな強くてやばいっす(苦笑)」

<この項続く>

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