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【ONE106】試合結果 スタンプ&三浦彩佳、勝利。高橋遼伍が敗れたフェザー級戦線、面白いっ!!

ONE106【写真】タイトル挑戦もあるタン・リー。台風の目となりそうなシネチャグタガ(C)MMAPLANET

10日(金)、ONE106「A New Tomorrow」がタイはバンコクのインパクト・アリーナで開催され──ロッタン・シットムアンノンとスタンプ・フェアテックスのムエタイ・カップルは世界戦とMMAマッチで揃って圧勝し、三浦彩佳は難敵マイラ・マザールを得意の形で切って落としONEでの連勝を3に伸ばした。


しかし、三浦と同様に日本から出場した高橋遼伍はタン・リーに初回KO負けを喫している。高橋が連勝とならなかったONEのフェザー級戦線では、ONEウォリアーシリーズから本戦進出を果たしたシネチャグタガ・ゾルツェツェグが秒殺KO勝ちし強いインパクトを残している。

それにしてもONEフェザー級は、充実のメンバーが揃っているといえる。マーチン・ウェンを頂点とし、続いてタイトル戦線にはライト級王者でウェンにリベンジを誓うクリスチャン・リーが控えている。今やMMAの主流であるチャンプ・チャンプ路線、クリスチャンが3度目の正直を狙いウェンに挑戦する試合が順当に組まれそうだが、この両者にタン・リーが割って入ることも十分に考えられるだろう。

北米=LFAやコンテンダーシリーズで結果を残しているタン・リーの存在が、よりこの階級に厚みをもたらしたことは間違いない。トップ勢に続き、ジャダンバ・ナラントンガラグや松嶋こよみというタイトル経験者は再浮上を目指すために、下からの突き上げを跳ね返す必要がある。2月7日のジャカルタ大会で韓国トップFCフェザー級王者だったキム・ジェウンと対戦する松嶋は、まさにこのような立ち位置でのマッチアップが組まれたことになる。

マラット・ガフロフこそライト級に階級を上げたが、上位争い、中団争い、そしてトップ10争いと至るところに実力伯仲な選手が揃っており、今回敗れた高橋、中原由貴など日本勢はシネチャグタガ・ゾルツェツェグと上位進出とトップ10落ち、どちらになるか占われるマッチアップもありそうだ。

そんな高橋と中原に加え山田哲也も、バンタム級でも戦える中国の爆弾小僧リー・カイウェン、マレーシアのキアヌ・スッバ、チーム・ラカイの名勝負漢=エドワード・ケリー、格闘技代理戦争上がりのユン・チャンミンらが絡むマッチアップも実現していくだろう。さらにグラップリング界の雄ゲイリー・トノンの出場も待たれるところだ。

あらゆるポジションでし烈な生き残り合戦が繰り広げられるONEフェザー級戦線、強さだけに集約するとUFCやワールドGPが進行中のBellatorの後塵を拝しているのは事実。ただし、日本勢が絡むことで注目度では引けを取らない2020年となるに違いない。

そんなONEフェザー級の戦いで存在感を見せてほしいのが朴光哲だ。現状、トップ10入りを賭けた戦いへの参入が必要とされる位置となってしまったが意地を見せ、もう一花咲かせてほしい。

ONE106「A New Tomorrow」
<ONE Super Seriesムエタイ世界フライ級選手権試合/3分5R>
○ロッタン・シットムアンノン(タイ)3R2分39秒
TKO
×ジョナサン・ハガディ(英国)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
○スタンプ・フェアテックス(タイ)1R4分26秒
TKO
詳細はコチラ
×プジャ・トマール(インド)
<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
○センマニー・サティアンムエタイ(タイ)3R
判定
×山田健太(日本)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
○タン・リー(米国)1R2分51秒
KO
詳細はコチラ
×高橋遼伍(日本)
<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
○リアム・ハリソン(英国)1R2分03秒
KO
×モハメド・ビン・マムード(マレーシア)
<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
○ムエンタイP.K.センチャイムエタイジム(タイ)3R
判定
×ブライス・デルヴァル(アルジェリア)
<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
○ライモンド・マゴメダリエフ(ロシア)1R3分50秒
ギロチン・チョーク
×ジョーイ・ピエロッティ(米国)
<キックボクシング・バンタム級/3分3R>
○アダム・ノイ(アルジェリア)3R
判定
×ヴィクトー・ピント(フランス)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
○シネチャグタガ・ゾルツェツェグ(モンゴル)1R0分55秒
KO
詳細はコチラ
×マー・ジャワン(中国)
<ムエタイ・バンタム級/3分3R>
○メヂ・ザッツプッツ(アルジェリア)3R
判定
×ハン・ズーハオ(中国)
<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
○三浦彩佳(日本)2R3分01秒
キーロック
詳細はコチラ
×マイラ・マザール(ブラジル)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
○ロエル・ロサウロ(フィリピン)3R
判定
×ヨハン・ムリア・レゴウォ(インドネシア)
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