この星の格闘技を追いかける

【ONE106】三浦彩佳、現UFC王者を苦戦させたマザールに、必殺アヤカ・ロックで一本勝ち!

Miura【写真】自分を貫いた勝利(C)MMAPLANET

<女子ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
三浦彩佳(日本)
Def.2R3分01秒 by キーロック
マイラ・マザール(ブラジル)

パンチと蹴りのフェイントをかけながら、出方をうかがう三浦。一瞬、ダブルレッグに入ったが、距離が遠くすぐにスタンドへ戻った。間合いを取りたいマザールに対し、ダブルレッグを仕掛けた三浦。これはカットされたが、立ち上がり組みつくことに成功する。マザールをコーナーに押し込んだ三浦は、腰骨に手を当てて密着を防がれてなお──相手の頭を左ワキに抱え、首投げでテイクダウンに成功。すぐ腕を取りにいく。これは極まらずも、袈裟固めでトップをキープしながら、続いて肩固めへ。

一度はロックを解くが、セコンド長南亮の指示で再び肩固めを狙う三浦。しっかりとセコンドの声が聞こえているのか、袈裟固めと肩固めを繰り返し、最後はマウントを取ってマザールを削っていった。

2R開始早々、左ジャブをヒットさせたマザールがプレッシャーをかける。対する三浦はダブルレッグ。マザールはこれをカットするも、三浦はロープ際まで押し込んでいく。コーナー際でスタンドレスリングの展開が続くが、首投げの体勢に入った三浦のバックを、マザールが狙う。足を絡みつけていくマザールの鼻からは出血が見られる。その足をほどいた三浦は袈裟固めへ。ここでもマザールの右腕を抱えて、足で挟んで一気に締め上げたところで、マザールがタップアウト。

現UFC王者ジャン・ウェイリと好勝負を繰り広げたことがあるマザールを下した三浦は恒例の涙──、いよいよタイトル挑戦が視野に入る勝利となった。


PR
PR

関連記事

Movie