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【Bellator237】ブルックスが、ほぼ15分間に渡り越智をドミネイトし判定勝ち

Brooks【写真】打撃で分があったことで、レスリング勝負でも優位に立ったブルックス(C)KEISUKE TAKAZWA/MMAPLANET

<53キロ契約/5分3R>
ジャレッド・ブルックス(米国)
Def.3-0
越智晴雄(日本)

いきなりスピニングバックフィストを狙ったブルックスが組んでケージに押し込む。おのまま肩に担ぎあげて、そのまま歩いて別の金網際でスラムへ。越智が立ち上がろうとするとボディロック&足を挟んで抑え込む。スクランブルでバックに飛びついたブルックスは、スタンドながら四の字ロックで捕える。パンチから絞めを伺うブルックス、越智は手首を掴んで防御する。

パンチに切り替えたブルックスは、右手を取られているために左でのパンチを続ける。鼻を潰すようなえげつない動きを見せるブルックスが、耳の周囲を殴る。最後に前転を見せた越智、バックを譲ったままだったがタイムアップとなった。

2R、ブルックスのローに右を合わせようとした越智、ワンツーを見せたブルックスは跳びヒザからシングルレッグへ。越智はギロチンを狙うが、頭を押し込み腰を上げたブルックスが左足を刈って固定する。ブルックスはこれを解除し、アンクルピック。立ち上がった越智はボディにヒザを受け、再びバックを取られる。左手が自由という初回と同じ状態のなか、越智は右手首を掴んで命綱とする。

ブルックスが後方に倒れ込もうとすると、おもわずケージを掴んでしまった越智に対しブルックス陣営が大声で抗議する。右手も自由になったブルックスはパンチとヒジを入れタイムアップを迎えた。

最終回、右に回るブルックスに対し、越智が右を狙う。ブルックスが右を当てる。ブルックスのスーパーマンパンチは空振りとなり、近距離で右フックを打ち合う。試合をリードしているブルックスは、右フックにダブルレッグを合わせる。残り2分30秒、厳しい状態になった越智はケージに押し込まれると、またもバックを許してしまう。

後方へのスープレックスで印象点も稼いだブルックスは、越智をケージに押し込んで立たせない。懸命に立ち上がった越智がギロチン&生きこむも、頭を抜かれて万事休す。バックに回ったブルックスが。正対して足をひっかけテイクダウン──最後にギロチンを仕掛け、足を抜かれても余裕の状況でタイムアップを迎えた。

ほぼ15分間を掌握したブルックスが、越智から判定勝ちを手にした。


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