【RIZIN50】愛媛県西条市出身、2Rに削られた越智が必殺ギロチンで中務に逆転勝利
<ストロー級/5分3R>
越智晴雄(日本)
Def.3R1分23秒 by ギロチン
中務修良(日本)
サウスポーの中務が右手を伸ばし、左インローを見せる。中務の右ジャブに対し、越智が右ストレートを合わせた。バランスを崩した中務が立て直し、右に回って行く。越智が右ストレートを上下に打ち分けた。越智は右に回ってボディロックで飛び込み、中務に尻もちを着かせる。コーナーに押し込まれながら中務はニンジャチョークを狙うも、これは極まらず。中務が立ち上がると、越智はバックコントロールから崩していく。右足を差し入れ、後方に投げる越智。中務がスクランブルに持ち込むと、待っていましたとばかり越智は左腕でギロチンに捕らえた。
立ち上がった中務がコーナーに越智を押し込む。越智が足のクラッチを外して右に回る。中務はダブルレッグで飛び込み、尻もちを着かせるも抑え込むことはできない。越智が左右フックからシングルレッグで組み、コーナーを背にした中務に対してボディロックに切り替える。中務が差し返すと越智が離れた。越智の左ジャブを突くと、中務が右ジャブを被せて初回を終えた。
2R、中務が距離を詰めると越智が右ストレートをボディに伸ばす。右に回る越智の顔面に、中務は左ストレートを繰り出した。越智に尻もちを着かせた中務は、左ヒザを越智の顔面に打ち込む。さらにバックコントロールからバックマウントを奪取し、ボディトライアングルで組んだ。おたつロックからマウントも狙う中務はパンチで削る。時おり中務の足首がロープに引っかかる。コツコツと殴られている越智は、やや嫌がる表情を見せた。越智は正対することができず、左の拳を側頭部に受け続ける。動く越智を中務がラウンド終了まで削り続けた。
最終回、越智が右ストレートを放ち、ダブルレッグで飛び込んだ。しかし差し返した中務がヒザを突き上げる。コーナーに押し込まれた越智が離れると、中務が左右上下にパンチを打ち分けた。越智のニータップは連続で不発に。しかし左ストレートを連打で繰り出した中務が、ヒザを着いてからシングルレッグで組んでくるとギロチンに捕らえ、タップを奪った
越智がRIZIN初の香川大会、本戦では四国勢として1勝を得ている。愛媛県西条市出身、現在は松山市でジムを運営する越智は、改めてRIZINストロー級設立をアピールした。