【Bellator237】浅倉カンナが打撃からテイクダウン、抑えて極めてヒンショーに快勝
【写真】打撃から組み、そして極め。オールラウンダー・カンナに成長(C)KEISUKE TAKAZWA/MMAPLANET
<49キロ契約/5分3R>
浅倉カンナ(日本)
Def.3R3分33秒 by キムラ・アームロック
ジェイミー・ヒンショー(米国)
左ジャブから右ロを蹴るヒンショー、浅倉が右ジャブを伸ばす。左フックを空振りした浅倉は、続いて左を当てて左ローを蹴る。スイッチも見せる浅倉はヒンショーのワンツーにも左ミドルを蹴っていく。右を見せてダブルを決め浅倉だが腕十字狙いからカカトで顔を2度蹴られる。
腕を抜いて鉄槌を落としてなお、蹴り上げを受けた浅倉だが、その足を払ってパスを決める。ヒンショーは足を一本戻していくが、浅倉はレッグドラッグからマウントを奪取する。パンチに背中を見せたヒンショーは、振り下ろしにかかるも浅倉はしっかりと背中を取り切る。腕を掛けて絞めを狙った浅倉、極め切ることはできなかったが初回を危なげなくリードした。
2R、右ジャブを見せワンツー、左ミドルを入れた浅倉は間合いを測りつつ戦う。スイッチしてワンツーを繰り出すなど、綺麗な打撃を見せる浅倉だが、ダブルレッグは切られて離れる。ヒンショーはワンツーから組みを呼んで左に回るも、攻撃としては手数はかなり少ない。そのヒンショーの右ハイに対して、浅倉が左ミドルを蹴っていく。ワンツーからシングル、背中に乗られながら、立ち上がってダブルに決めた浅倉がトップを奪う。
ハーフガード&ギロチンも、体を起こして防いだ浅倉は鉄槌からアメリカーナ、そのまま足を抜きマウントへ。ブリッジで下にされた浅倉は腕十字へ移行する。ヒンショーがタップしたようにも見えたが、サムアップをしておりラウンド終了まで耐えきった。
最終回、浅倉がワンツーから即ダブルレッグを仕掛け、ケージに押し込んでていうダウンを奪う。オーバーフックで右腕を取ったヒンショーは、フルガードを取ると蹴り上げを狙う。オモプラッタにも頭を跨いで防いだ浅倉は、頭を跨いて座るとキムラへ。足でクラッチを挟んだヒンショーは抜かれるとヒザ蹴りを下から入れる。
タイトなキムラを懸命に耐えたヒンショーだが、最後は攻め一辺倒の浅倉がしっかりと極め切り──2度目のタップでレフェリーが試合を止めた。