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【RIZIN48】計量終了 RIZIN新戦力が早くも躍動、井上直樹×キム・スーチョルが異例のフェイスオフ

2024.09.28

【写真】目を閉じている写真しかなかった…わけではなく、お互い吹き出してしまわないように目を閉じている井上とス―チョルだった(C)TAKUMI NAKAMURA

明日29日(日)に、さいたま市中央区のさいたまスーパーアリーナで開催されるRIZIN48の公開計量が、28日(土)に会場非公開で実施された。
Text by Takumi Nakamura

メディアとファンクラブ当選者に限定公開された調印式&公開セレモニアル計量。今回も多くのファンが会場に集まり、熱気に満ちたなかで調印式とセレモニアル計量がスタートした。調印式に先立ち、榊󠄀原信行CEOがRIZINとして10度目となる大晦日への想いを熱く語り、RIZIN医療部の諌山和男部長が登壇した。

諌山部長は今後のドーピングに関する取り組みとして、今大会では過去の大会よりも多くの選手から採尿してアメリカの検査機関=SMRTR(Sports Medicine Research & Testing Laboratory)に送ること、また事前に治療使用特例(TUE)申請を呼びかけたところ、多くのTUE申請があったことを報告し、本年中にRIZIN出場選手を対象にした講習会の実施することと新たなドーピング規定を設ける予定があることを明かした。

続いて2年間RIZINガールとして活動した加奈こと横島加奈さんがRIZIN社員(広報担当)として働くことを発表。

「RIZINのためなら何でもやります!」と意気込みを語った横島さんは榊󠄀原CEOの「ダンスが得意なので踊ってもらいます」というリクエストにも笑顔で応えた。

司会を務めた鈴木芳彦アナウンサーの前で、フォトセッション時にスマホで作業する元RIZINガール・現RIZIN広報の横島さん

さらに横島さんは広報就任の発表を終えると、さっそくRIZIN広報としての仕事をスタートする。

ダブルタイトルマッチ調印式時にはステージ最前列にポジション取りし、調印式後の写真撮影ではスマホ片手に榊󠄀原CEO&選手の写真を撮影して作業するなど早くも広報スタッフとして躍動していた。

計量後のフェイスオフでは井上直樹×キム・スーチョルでは事件が発生。調印式時にファンの声援にピースサインで答えるなどリラックスムードだったスーチョルはフェイスオフ時も笑顔を絶やさず、思わず井上が吹き出してしまうにらめっこ事態となり、お互い目を閉じてフェイスオフに応じるという異例の事態となった。

なおラジャブアリ・シェイドゥラエフと対戦予定だったフアン・アルチュレッタは公式計量でリミットを2.9kgと大幅にオーバー。シェイドゥラエフが試合を承諾したため試合は実施されることとなったが、アルチュレッタはレッドカードによる減点(50%マイナス)、シェイドゥラエフが勝利した場合はシェイドゥラエフの勝利、引き分けもしくはアルチュレッタが勝利した場合はノーコンテスト裁定として行われることがアナウンスされた。

■RIZIN48視聴方法(予定)
9月29日(日)
午後2時00分~ ABEMA、U-NEXT、RIZIN LIVE、RIZIN100CLUB、スカパー!

■RIZIN48計量結果

<RIZINライト級選手試合/5分3R>
[王者]ホベルト・サトシ・ソウザ:70.85キロ
[挑戦者]ルイス・グスタボ:70.75キロ

<RIZINバンタム級王座決定戦/5分3R>
井上直樹:60.75キロ
キム・スーチョル:60.60キロ

<バンタム級/5分3R>
元谷友貴:60.95キロ
太田忍:61.00キロ

<フェザー級/5分3R>
フアン・アルチュレタ:68.90キロ
ラジャブアリ・シェイドゥラエフ:
65.35キロ

<女子スーパーアトム級/5分3R>
伊澤星花:48.75キロ
浅倉カンナ:48.85キロ

<バンタム級/5分3R>
牛久絢太郎:60.85キロ
佐藤将光:60.95キロ

<ライト級/5分3R>
矢地祐介:70.95キロ
宇佐美正パトリック:70.85キロ

<フェザー級/5分3R>
萩原京平:65.90キロ
高木凌:66.00キロ

<バンタム級/5分3R>
金太郎:60.95キロ
秋元強真:60.90キロ

<フライ級/5分3R>
新井丈:56.95キロ
エンカジムーロ・ズールー:56.35キロ

<フェザー級/5分3R>
カルシャガ・ダウトベック:66.00キロ
木下カラテ:65.90キロ

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