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【DEEP93】序盤は打撃戦、中盤以降はレスリング&パウンドで大原を圧倒した武田が最後はキムラを極める

Takeda【写真】最後は大原の動きに合わせてアームロックを極めた(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET

<DEEPライト級選手権試合/5分3R>
武田光司(日本)
Def.3R4分40秒by キムラアームロック
大原樹里(日本)

急所蹴りのテクニカル判定決着から2カ月を経ての再戦──左から右を振るって前に出る武田に対し、大原も左を伸ばす。武田は鋭い左右のフックを振るっていくと、右ハイを見せた大原は、左フックをかわして前蹴りを繰り出す。左を打ち合い、大原は右の蹴りの直後に左を当てる。武田の前進に左を入れた大原は、組まれてからの反り投げを潰してスタンドへ戻り離れる。

右を当て、左の蹴り足を掴んだ武田は、リリース後にパンチを纏められるバランスを崩す。となればダブルアンダーで組んだ武田がベアハッグで倒しきる。潜ろうとする大原にパンチを落とし、がぶってヒザを入れる武田は最後の打撃戦でハイをガードしラウンド終了を迎えた。

2R、右ミドルハイを蹴った大原は、武田の前進に右を当てる。ここも組んでボディロックテイクダウンを決めた武田は、もう一度前方に崩しバックを伺う。前方に落とし腕ごとのブルドッグチョークのような態勢に入る武田は、これを解いて胸を合わせて押し込むものの──いなした大原が離れる。すかさずパンチから組んだ武田だが、大原のヒザがボディに突き刺さる。と、ケージを背負った大原のヒザが武田の急所に入る。

再開後、打撃の交換から大原は組まれても倒れず、バックを譲ってからもクラッチを剥がしに行く。武田は倒して、パンチを纏める。立ち上がった大原の重心が高くなるや、すぐにテイクダウンを奪いに掛かる。スクランブルでダースを狙った武田は、これが抜けるとがぶってヒザを入れ、寝技に持ち込んでパンチを纏める。起き上ってもヒザを受けた大原はラウンドを完全に失った。

最終回、すぐに組んだ武田がケージに大原を押し込みダブルレッグへ。バックに回ろうとして前方に落とされるや、武田は腕十字を狙う。ここで大原は踏み付け、さらにサッカーボールキックを狙う。効いたように見えた武田だったが、ダブルレッグから大きく大原を持ち上げてスラムで叩きついてパンチを纏める。

武田はサイドコントロールでパンチを集中させ、胸で背中を制して連打を見せる。後方からパンチを入れ、鉄槌を打ち込む武田は大原を寝技に持ち込み。スクランブルでもバックを制してからすかし、大原の背中をマッチにつかさせる。大原は後方回転からシングルに出るが、肩で背中を押して潰した武田はなんと残り45秒の段階で俵返しを決めて、そのまま殴地づける。懸命にシングルを取りに来た大原に対し、王者・武田はキムラを極めて王座防衛を果たした。


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