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【RIZIN WS01】1Rは組みで優位に立った武田光司だが、2Rにジ・ヒョクミンのヒザ蹴り&パンチに沈む

【写真】1Rは完全に武田ペース。2R序盤の組み際の打撃から一気にヒョクミンが流れを引き戻した (C)RIZIN FF

<フェザー級/5分3R>
ジ・ヒョクミン(韓国)
Def.2R4分13秒 by TKO
武田光司(日本)

お互いサウスポー同士、細かくフェイントをかける展開から武田がジャブを伸ばす。ヒョクミンも鋭いステップインでワンツー、左ローを蹴る。武田はヒョクミンの前足にシングルレッグに入り、ヒョクミンをケージに押し込む。ここから武田はダブルレッグに切り替え、ヒョクミンの体をリフトして後方に落としてテイクダウン。ヒョクミンが背中を見せて立ち上がると、ここも武田はヒョクミンの体を持ち上げてテイクダウンする。

ヒョクミンが立ち上がると、武田が先ほどと同じように持ち上げてテイクダウン。この攻防が続き、武田はケージに体を預けて立ち上がろうとするヒョクミンをダブルレッグで押し込み、ヒョクミンは背中を見せてテイクダウンを阻止する。武田はテイクダウンを狙いつつ細かいパンチを入れ、左腕を差してヒョクミンをケージに押し込む。ヒョクミンは右手を小手に巻いて顔面にヒザ蹴り。武田が両差しで組み、バックを狙いながらヒョクミンをケージに押し込んでラウンド終了となった。

2R、ヒョクミンが右ミドルと左ロー。武田は細かいステップから組みつこうとするが、そこにヒョクミンが左ストレートのカウンターを合わせる。ヒョクミンは組みつく武田を突き放してパンチをまとめ、武田も必死に組みついてヒョクミンをケージまで押し込むが、ここはヒョクミンが離れて距離を取る。ヒョクミンが左ロー。武田はダブルレッグに入るが距離が遠い。

ヒョクミンは離れた間合いから左ストレートをヒットさせ、武田は強引に距離を詰めてヒョクミンをケージに押し込む。武田はボディロックとダブルレッグを繰り返してテイクダウンを狙うが、ヒョクミンは首相撲も使ってディフェンスする。武田が四つの攻防から足をかけてテイクダウンを狙うがヒョクミンは立ち上がる。

武田は右目の上をカットして流血。顔を血で染めながらもテイクダウンを狙うが、ヒョクミンが両差しで組んで武田を突き放す。武田は左ストレートからダブルレッグへ。それを切ったヒョクミンはワンツーを伸ばし、武田を首相撲に捉えてヒザ蹴りを突き上げる。そこから左右のフックを打ち込むと武田が崩れ落ち、ヒョクミンに追撃のパンチを落としたところでレフェリーが試合を止めた。

試合後、ヒョクミンは「試合に勝ててうれしいです。生涯最高の勝利となりました。日本でイケメンの三浦孝太選手と韓国でイケメンの僕、戦ったらどうでしょう?」と三浦との対戦をアピールし、ケージサイドの恋人に向けて「愛してるよー!」とメッセージを送った。


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