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【Grachan74】徳弘拓馬、2R終了間際の肩固めで田中智也に一本勝ち。TSUNE・伊藤空也に対戦アピール

【写真】1Rは劣勢だった徳弘が2Rに逆転の一本勝ち。逆転勝利でタイトル戦線への浮上を宣言した(C)GRACHAN

<バンタム級/5分2R+ExR>
徳弘拓馬(日本)
Def.2R4分25秒 by 肩固め
田中智也(日本)

田中が左ミドルとインロー、右ロー。徳弘はそこが右ストレートを合わせる。徳弘が足を使いながら右ストレートとワンツー。田中が組みついてテイクダウンを奪うと、すぐに徳弘の左足を超えてハーフガードで抑え込む。田中は徳弘の上体をしっかり固め、右足を逆サイドに抜いてマウントへ。ここから徳弘の右脇を空けさせるようにして肩固めへ。徳弘はブリッジして逃げようとするが、田中が肩固めのクラッチを外してマウントをキープする。田中は体を起こしてパンチを落とすことなくマウントキープを続け、ラウンド終了となった。

2R、徳弘が軽快なステップを踏み、構えのスイッチも見せる。田中がインローを蹴ると、徳弘が右→左フックで飛び込む。ここで四つ組みの攻防になると徳弘が足をかけてテイクダウンを奪う。田中はクローズドガードで徳弘の動きを固めてブレイクとなる。スタンドでの再開後、徳弘が細かいフェイントから右カーフ、ジャブを突きながら田中の左ミドルにワンツーで飛び込む。

組んだ田中が投げでテイクダウンを仕掛けるが、徳弘がバックを狙いつつ、最終的に田中の左足を超える形でハーフガードでトップキープする。ここで徳弘が肩固めのクラッチを作り、足を抜いてマウントポジションになったところで田中がタップ。1Rは劣勢だった徳弘が逆転の一本勝ちを収めた。試合後、徳弘はセコンドの日沖発・久米鷹介と共に記念撮影に応じると「次はTSUNE選手か伊藤選手とやらせてください」とマイクアピールした。


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