【Grachan74】芳賀ビラル海がTD&トップキープを続けて林RICE陽太に判定勝利、新ライト級王座に就く
<GRACHANライト級選手権試合/5分3R>
芳賀ビラル海(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
林RICE陽太(日本)
サウスポーの林が右にサークリングする。ビラルがジャブから飛び込んで右ストレートまでつなげる。じりじりと前に出るビラルがワンツー、これで林にケージを背負わせてパンチをまとめる。林もヒザ蹴りを見せ、左ストレートから組みついてビラルをケージに押し込む。左腕を差した林がテイクダウンを狙うが、ビラルが態勢を入れ替えてテイクダウンを奪う。林はクローズドガードでビラルの腕と頭を抱えて体を起こさせない。ビラルはインサイドガードで細かいパンチを入れつつ、ラウンド終了を迎えた。
2R、互いに前手で距離を取りつつ、林が左ストレート。ビラルが左フックで飛び込んで右ミドルを蹴る。距離を取った林は左ストレートを伸ばし、ビラルも前に出るが攻撃が出ない。林は左ミドル、ニータップでテイクダウンを狙いつつ、飛びヒザ蹴り。前に出るビラルに右フックを狙う。ビラルはその右フックに合わせて組みついてテイクダウン。林がケージに体を預けて立ち上がろうとするとバックに回る。ビラルは両足をフックするとバックキープしながらパンチを入れる。
3R、林がワンツー、左ストレート。組みの攻防になるとビラルが上を取り、林の右足を超えてハーフガードでトップキープする。林は右足を入れてケージに背中を預けて立ち上がろうとするが、ビラルは林を寝かせて今度は林の左足を超えてトップキープする。ビラルは林の頭をケージに押し付けてパンチを入れ、林を寝かせながら左右に動いてパスガードを仕掛ける。終盤、ビラルが立ち上がろうとする林のバックにつきかけるが、林はビラルを前方に落としてトップキープする。ここで試合終了となり、ビラルが判定3-0で勝利して新王座に就いた。
ベルトを肩にかけたビラルは「俺がチャンピオンだよ、バカヤロー。僕はもっと強くなれると思っています。穴がたくさんあるし、やりきれない部分もありました。これからも僕の成長を一緒に見ていただいて、さらに大きな舞台で強い選手と戦えるように頑張っていきますので、応援よろしくお願いします。ハヤシライス(林RICE)、おいしかったです。ごちそうさまでした!」と話した。