【RIZIN WS01】ジャブ&左ボディ、カーフで宇佐美正パトリックがキム・シウォンから判定勝ち

2025.05.31

【写真】被弾も多かったパト。ジャブ、カーフ、ボディからもっと右に繋げられればーー(C)RIZIN FF

＜ライト級／5分3R＞
宇佐美正パトリック（日本）
Def.3-0
キム・シウォン（韓国）

ジャブを伸ばす宇佐美。キム・シウォンも左ジャブを繰り出す。宇佐美はロー、そして右オーバーハンドから左アッパーを見せる。右アッパーは空振りも、前手のショートを当てた宇佐美。直後にアイポークがあったとアピールして、試合が中断される。再開後、左右に動く宇佐美はジャブの同士討ちから、詰めて右オーバーハンドを放つ。バックステップでかわしたキム・シウォンは引き続きジャブ、そして左ハイも様子見程度か。キム・シウォンのダブルレッグを切った宇佐美は、右ハイを蹴られる。ヒヤッとした蹴りにも、宇佐美は左リードフックで前に出る。キム・シウォンはジャブを続け、間合いの測り合いの初回が終わった。

2R、キム・シウォンが右ストレート。宇佐美はハイをガードしするも、ジャブを続けて被弾する。そのジャブに右クロスを合わせに行った宇佐美が、左ボディを決める。ジャブの差し合い、ローからボディのキム・シウォンが右ストレートを届かせる。手数が欲しい宇佐美はまたも右を受ける。ダメージが残らない受け方をしているが、攻撃を受けている点は変わりない宇佐美。キム・シウォンは回りながらジャブ、宇佐美は関節蹴りもまたも右で顔を触られてしまう。

ジャブから右の宇佐美、その右を顔面に当てたい。圧を受けると、蹴り技で突き放すキム・シウォンが右から左をローに合わせる。インローの宇佐美が左フック、時間となり最終回を迎えることとなった。

3R、ダメージを与えたい宇佐美。ジャブの打ち合い、宇佐美は前蹴りとローを蹴る。キム・シウォンはジャブを当て、ボディストレートから右を当てる。後頭部を殴っていると険しい表情を浮かべた宇佐美が、左ボディを入れる。打ち合おうというアピールも、自らの攻撃が少ない。と、宇佐美が左フックからカーフを効かせる。勝負を賭けたい宇佐美、ジャブにはジャブを打ち返す。宇佐美はもう一歩、もう一発と勢いをつけたいが、試合のリズムは変わらないまま残り2分を切る。

宇佐美の縦ヒジのタイミングで組んだキム・シウォンだが、宇佐美ががぶって離れる。続く左ボディを効かせた感もある宇佐美が、右カーフへ。キム・シウォンの右は勢いがなく、左に回る。追う宇佐美が左フック、「来い来い」とアピールの宇佐美はボディを続け、左ハイ。キム・シウォンも左ミドルで距離が近づき、宇佐美がヒザを蹴って時間となった。