【ONE WS09】2019年にウォリアー最終戦に吉野光、ソン・ミンジョン、そして女カタラン=ロセルが出場
【写真】吉野は初の海外での試合、強いインパクトを残すことはできるか(C)MMAPLANET
29日(金・現地時間)、ONE Championshipより12月4日(水・同)にシンガポールでONE Warrior Series09 の開催が改めて発表され、ホームページでは対戦カードも明らかになっている。
スケジュールとしては早々にイベント開催が知らされていた今大会だが、大会を来週に控えなかなかラインナップのアナウンスがないため、実現を怪しむ声が挙がっていたのも事実だ。そんなウォリアーシリーズ2019年フィナーレには、日本から吉野光が出場することとなった。
吉野は10月の東京大会でウォリアーシリーズ初戦を戦い、テイクダウン&コントロールでチャン・サマートから判定勝ちを収めている。これまでHEAT、Gladiator、NEXUS、DEEP Hamamatsu、Demolition XFC、PFCなどローカル大会&独立団体でキャリアを重ね、7勝1敗でウォリアーに転じた。あの上久保周哉ですらパンクラス・ナンバーシリーズで戦っていたことを考えると、吉野がパンクラス、DEEPナンバーシリーズ、修斗を経ずしてONE本戦に進むことがあれば、J-MMA界のステップアップ方法としてウォリアーシリーズの存在感がさらに増すことになるだろう。
そんな吉野が対戦するアリ・モタメドはウォリアーシリーズ2勝2敗、タイガームエタイ所属のイラン人選手だ。通算戦績は6勝3敗、ただしアマチュアで8勝1敗というレコードも残しており、フィジカル及びテイクダウン防御に関してはサマートを完全に上回っている。それだけに吉野がテイクダウン&コントロール以上の勝ち方を見せるとリッチ・フランクリン及びONE首脳への大きなアピールになるはずだ。
吉野と同様に日本大会で勝利を収めている元Road FCフライ級王者ソン・ミンジョンはキャリア8勝3敗のブラジリアン=ミカエル・デ・ジェズウスとの試合が組まれた。既にウォリアーシリーズの域を越えた実績を持つソン・ミンジョンだけに、本戦契約に向けて本戦契約下のファイターよりも強い相手を迎えた感のある一戦といえよう。
この他、女子アトム級にフィリピンの格闘一家カタラン一族から、唯一の女子ファイター=ロセル・カタランがONEウォリアー・デビューをソ・ジヨンと戦う一戦も注目したい。
■ 対戦カード
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ソン・ミンジョン(韓国)
ミカエル・デ・ジェズウス(ブラジル)
<ウェルター級(※83.9キロ)/5分3R>
カルロス・プラッツ(ブラジル)
ジョセフ・ルシアーノ(豪州)
<バンタム級(※65.8キロ)/5分3R>
アリ・モタメド(イラン)
吉野光(日本)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
サハラ・コンサワ(タイ)
キム・ジョファン(韓国)
<ミドル級(※93.0キロ)/5分3R>
ダニー・ヴァン・ヒアーデン(米国)
リッキー・アルチン(豪州)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ソ・ジヨン(韓国)
ロセル・カタラン(フィリピン)
<フェザー級(※70.3キロ)/5分3R>
アシュラフ・ファウジ(シンガポール)
キム・ヨンジュン(韓国)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ロッキー・バクトル(フィリピン)
シェ・ウェイ(中国)
<98キロ契約/5分3R>
フィンセント・マジッド(インドネシア)
ガンバヤール・ツムルクヤグ(モンゴル)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
ゴビンド・シン(インド)
ヴェト・アンゾー(ニュージーランド)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ユエン・ハ(豪州)
クリスティ・オープスト(豪州)
<ストロー級(※56.7キロ)/5分3R>
アサッド・ワライヒ(パキスタン)
アレン・アルビンド(フィリピン)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
プレウ・オトゴンジャルガル(モンゴル)
パク・テホ(韓国)
<フライ級(※61.2キロ)/5分3R>
オヴァス・シャン(パキスタン)
アシュラフル・イスラム(バングラデシュ)
<女子アトム級(※52.2キロ)/5分3R>
ナイリーン・クローリー(ニュージーランド)
ミシェレ・フェヘイラ(ブラジル)