この星の格闘技を追いかける

【NEXUS18】初代フライ級王者は駒杵嵩大に。橋本をキムラで破り、竿本戦を訴える

Komakine【写真】ここから駒杵はしっかりと半時計回りに動き、右半身で橋本を抑えてキムラを極めた (C)MMAPLANET

24日(日)、東京都新宿区のGENスポーツパレスでNEXS18が開催された。同プロモーションにとって初のケージ大会レポート最終回は初代ネクサス・フライ級王座決定の模様をお伝えしたい。

Komakine vs Hashimoto 01<NEXUSフライ級王座決定T決勝/5分2R+ExR>
駒杵嵩大(日本)
Def.2R2分57秒by キムラ・アームロック
橋本薫汰(日本)

準決勝本戦判定で村田純也を下した駒杵と、黒石大資を延長戦で下した橋本の間で争われることとなった初代フライ級王座決定戦。

Endo vs Takahashi 02駒杵が左ローを入れ、橋本がジャブのタイミングを計る。慎重な立ち上がりのなかで駒杵がダブルレッグからケージに橋本を押し込み、右のパンチを打っていく。このまま小外刈りでテイクダウンを決めた駒杵はパスを決め、足を戻されるタイミングで肩固めへ。

Komakine vs Hashimot 03橋本は左手で頭を抱えて一旦は防御。パスと肩固めの連係を見せる駒杵は肩ブリッジにバックを取ろうとするが、落とされて橋本がケージに押し込む。

橋本が組みかえようとすると、押し込み返した駒杵が小手投げを決める。ガードを取った橋本は足を捌かれたタイミングで後転し立ち上がろうとすると、ケージに持たれつつ押し込んできた駒杵に対し、ギロチン&ジャンピングガ―ドの態勢に。ここは落とされた橋本だが、大きなパウンドをもらうことなくラウンド終了を迎えた。

Komakine vs Hashimot 042R、駒杵の右ローに左ジャブを合わせ、右を伸ばした橋本がダブルレッグからドライブしケージに押し込む。駒杵がスプロールし、がぶってバックへ。引き込んで背中を取らせなかった橋本の仕掛けた三角~オモプラッタ狙いを防いだ駒杵は、続くシングルもしっかりと切っていく。

Komakine vs Hashimot 05座った状態の橋本のボディにヒザを入れた駒杵は、橋本の蹴り上げで若干後退を強いられる。すぐに距離を詰めなおしに来た駒嶺に、起き上ってボディロックにとった橋本がテイクダウンを決める。

Komakine vs Hashimot 06バックに回ろうとした橋本は、金網に持たれる駒杵のサイドバックにつき、ケージを蹴ってグラウンドに持ち込もうとする。ここで駒杵はキムラクラッチから、その勢いを利して前転しトップを取り切る。腕を取ったままの駒杵はパスから、頭を跨いで一気にキムラ・アームロックを極めた。

Komakine vs Hashimot 07初代NEXUSフライ級王者となった駒杵は、ZST時代に敗れている竿本樹生との対戦をマイクでアピールしケージを後にした。


PR
PR

関連記事

Movie