この星の格闘技を追いかける

Overlooked【Grachan83】左ジャブで距離を制したブランドンがベ・ドンヒョンにリベンジ&ベルト奪取

【写真】中間距離では左ジャブ、至近距離になると右ヒジを効果的に使ったブランドンが新王者に(C)GRACHAN

スケジュールの都合により速報できなかった試合をお伝えする──帳尻合わせ試合レポート。今回は7月26日(日)に大阪府豊中市の176BOXで開催されたGrachan83から、Grachanヘビー級選手権試合=ベ・ドンヒョン×ハシモト・ブランドン戦の模様をお届けしたい。
Text by Shojiro Kameike

<GRACHANヘビー級選手権試合/5分3R>
ハシモト・ブランドン(ペルー)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
ベ・ドンヒョン(韓国)

サウスポーのベ・ドンヒョンに、ブランドンが右ストレート、右ミドルを放つ。かわしたベ・ドンヒョンが左インローと左三日月蹴り。右スピニングバックフィストのフェイントから、右三日月蹴りを突き刺す。互いに前手で探り合うなか、ブランドンが右オーバーハンドで飛び込む。至近距離ではブランドンの右がヒット。下がるベ・ドンヒョンに右カーフを当てる。ベ・ドンヒョンは組みついてドライブし、左腕を差し上げてからボディロックと小外刈りで崩しにかかる。しかしブランドンが豪快な払い腰でテイクダウン。ベ・ドンヒョンはハーフガードに。ブランドンが胸を合わせて押さえ込むが、ケージまで下がったベ・ドンヒョンが立ち上がる。

ブランドンが右ヒジ、ベ・ドンヒョンが右ショートを返して両者は離れた。右に回るブランドンに左ミドルから組みつくベ・ドンヒョン。払い腰を狙うブランドンの足に、自身の足で抑えて防ぐ。ベ・ドンヒョンがオーソドックスにスイッチすると、ブランドンはサウスポーになるが、オーソドックスに戻して関節蹴りを打ち込む。頭を振って距離を詰め、ベ・ドンヒョンの左ジャブに右を被せるブランドン。ベ・ドンヒョンは打ち合いながら突き放し、残り1分になるとボディロックで組みつき、グラウンドに持ち込んだ。パスを狙うベ・ドンヒョンに対し、ブランドンは足を利かせながらペダラーダを狙う。ベ・ドンヒョンが離れるとブランドンもスタンドに戻る。残り30秒で打ち合う両者、ベ・ドンヒョンの右を被弾しながらもブランドンがアッパーを混ぜたコンビネーションを打ち込んだ。

2R、距離を詰めるベ・ドンヒョンの顔面にブランドンの右がクリーンヒット。スイッチするベ・ドンヒョンは左ミドルを当てて組みついた。押し込まれたブランドンが、ベ・ドンヒョンが離れた瞬間に右ヒジを入れる。左ジャブからパンチで押し込むブランドンは、ベ・ドンヒョンにケージを背負わせ、その顔面に連打を叩き込む。打ち合いを展開し疲労が見える両者。ブランドンがベ・ドンヒョンの右をかわして左ジャブを突き刺す。

ベ・ドンヒョンのダブルレッグをスプロールしたブランドンがバックに回った。立ち上がったベ・ドンヒョンをケージに押し込み、パンチとヒザで削る。ベ・ドンヒョンが正対すると縦横の右ヒジを入れ、打ち合いから右スピニングバックフィストを当てた。離れるとブランドンが左ジャブを突き、ベ・ドンヒョンの右を空振りさせる。左ジャブとインローでベ・ドンヒョンを中に入れさせないブランドンが、さらに左でベ・ドンヒョンの顔面を跳ね上げる。ベ・ドンヒョンの手数が落ち、ブランドンはカウンターの右ストレートを狙った。

最終回、ベ・ドンヒョンはサウスポースタンスから左ミドルと左インロー。下がるブランドンの右スピニングバックフィストを見せる。さらに左ミドルを打ち込んだベ・ドンヒョンに対し、ブランドンが右オーバーハンドから左ジャブを突く。右ミドルを当てて組んだベ・ドンヒョンを突き放すブランドン。左ジャブを当てるが、ベ・ドンヒョンの右も被弾する。しかしパンチの打ち合いではブランドンが上回っている。

ベ・ドンヒョンは組んでドライブするも、展開がなくブレイクに。再開後もガードを固めて前に出るが、ブランドンの左を受けてしまう。組んできたベ・ドンヒョンのバックに回ったブランドンがヒザで削る。ベ・ドンヒョンが正対しようとすると、そのたびにブランドンが体勢を整えて削り続ける。残り10秒でベ・ドンヒョンが正対するも、そのままブランドンがケージに押し込み試合を終えた。

裁定はジャッジ3者ともフルマークでブランドンの勝利。ブランドンは2024年11月の初戦で敗れて以来のリベンジに成功するとともに、Grachanヘビー級のベルトを奪取した。新王者ブランドンは「僕は世界のトップを取りにいきます。皆さん、応援よろしくお願いします」と挨拶した。

PR
PR

関連記事

Movie