【Grachan60】怪獣キラーがブランドンを右フックで沈め、グランチャン無差別級王者としてRIZIN出場宣言
【写真】ローで崩しパンチでKO—―体格で劣る荒東が理想的な勝ち方を見せた (C)SHOJIRO KAMEIKE
<無差別級トーナメント決勝/5分3R>
荒東‟怪獣キラー”英貴(日本)
Def.1R4分52秒 by KO
ハシモト・ブランドン(ブラジル)
オーソドックスの両者がローで探り合う。リーチで上回るブランドンが右ローを繰り出すと、荒東が左インローを返す。さらに左インローから右カーフキックを狙う荒東に対し、ブランドンは右ストレートで対抗する。やや距離が遠い荒東のパンチはブランドンの顔面に届かず。しかしブランドンの左ジャブを食らいながら、右ストレートなど後続打は全てブロッキングしている。
静かな展開は、1R後半に突然動いた。荒東のローを受けてブランドンの足が流れ始める。そして右ローを受けてバランスを崩したブランドンに対し、荒東が右フック一閃。この一撃でダウンしたブランドンはダウン、起き上がって組みつくも、荒東がスプロールから潰してパンチを浴びせたところでレフェリーが試合をストップした。
これで無差別級トーナメントを制し、初代グラチャン無差別級王者となった荒東は、改めてRIZIN出撃を宣言した。