【UFN162】「サブミッションは怖くない」アスクレン✖「凄く興味深い」マイアが初フェイスオフ
【写真】このフェイスオフを見るだけで、ワクワクしてくる(C)Zuffa LLC/Getty images
3日(火・現地時間)、10月26日(土・現地時間)にシンガポールはカランのシンガポール・インドアスタジアムで開催されるUFN on ESPN+20: UFN162のメインで対戦するベン・アスクレンとデミアン・マイアのプレスカンファレンスが、現地のマンダリン・オリエンタル・シンガポールで行われた。
至高のグラップラー対決、フォークスタイル・レスリングを代表するアスクレンとトップ柔術家マイアがこの一戦に向けて、以下のような抱負を会見で語っている。
デミアン・マイア
「ベン・アスクレンと戦うというオファーは素晴らしいモノだ。これまで直面したことのなりチャレンジになる。
私の全ての試合で、対戦相手が打撃戦を欲しテイクダウンを避け、グラップリングの展開にならないよう戦った。この試合は凄く興味深く、どれだけ互いがキャンプで高めることができるか楽しみだ。私はブラジリアン柔術の旗を掲げて戦い、ベンはアメリカン・レスリングの旗を手に戦うことになる」
ベン・アスクレン
「デミアン・マイアはベストの中のベストに敗れているだけで、彼との試合は偉大なチャレンジになる。
デミアンのグラップリング能力の高さは認めている。こういう自分を試す試合がしたかったんだ。俺のキャリアのなかで『神様、コイツの柔術はスゲェ』なんて思ったことがない。俺はサブミッションを恐れていないから、いくらでもテイクダウンを仕掛けるよ。2人のパズルのピースがかみ合い、凄く楽しい試合になるだろう」
2005年コパドムンド、2007年ADCC88キロ級で優勝のマイア。対してアスクレンはカレッジレスリングで2度のNCAA D1優勝、オールアメリカンは4度獲得、さらにはフリースタイルで北京五輪に出場している。MMAにおける柔術家とフォーク・スタイルレスラーの掛け合いは、どのような試合展開になるのか。戦う両者が組み合うことを望み、攻め合うグラップリングMMAが創り上げるアートを鑑賞できる日が楽しみでならない。