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【UFN157】リー・ジンリャンが7連勝中のカポエイラに殴り勝つ。「これが中国の力だ!!」

<ウェルター級/5分3R>
リー・ジンリャン(中国)
Def.3R4分51秒by TKO
エリゼウ・カポエイラ(ブラジル)

右前蹴りを見せてスイッチしたカポエイラが、左ミドルを狙う。カポエイラはオーソに戻し、右ローを蹴る。リー・ジンリャンはレンジの外で左ジャブ、頭を振って間合いを測る状態が続く。左からローを蹴ったリー・ジンリャンに、カポエイラが左ミドルを入れる。カポエイラのローを掴んでテイクダウンしたリー・ジンリャンだが、すぐに試合はスタンドに。カポエイラは右前蹴り、続いて左サイドキックを蹴る。

正面で距離が近づくとカポエイラがワンツーをヒット。構えを変え、蹴りを散らすカポエイラに対し、近づけないリー・ジンリャンだったがワンツーで前に出て右を届かせる。カポエイラは左ミドルを多用し、最初の組み合いでリー・ジンリャンがケージに押し込む。すぐに離れたカポエイラだが、右ストレートを被弾して後方にダウンする。起き上って組んだカポエイラは、最後の15秒でラウンドを失った。

2R、リー・ジンリャンがワンツーをヒット。カポエイラも右を返すが、勢いはリー・ジンリャンにある。さらに右を狙うリー・ジンリャンは、右ローに右を合わせられる。それでも逆にローに左を入れたリー・ジンリャンは蹴りを受けても、パンチをかわす。蹴りを見せてから前に出るカポエイラが右アッパー、続く強振した右はかわされる。カポエイラの右に左フックを被せようとしたリー・ジンリャンが、ダブルレッグへ。切ったカポエイラの顔面に右フックを打ちこむ。パンチが荒くなるカポエイラは後ろ回し蹴りから左ミドル。かわしたリー・ジンリャンだが、最後の近距離でのパンチの交錯で左フックを被弾した。

最終回、ワンツーからハイキックを狙うカポエイラ。リー・ジンリャンは組みに反応させてパンチを打とうとする。回転系の動きをカポエイラが続けるも辺りは浅く、シングルレッグも切られる。右ミドルの着地のタイミングで右ストレートを入れたリー・ジンリャンは、飛び蹴りに真っすぐ下がりフックを受ける。リー・ジンリャンはジャブから次を出そうとすると、カポエイラの強振フックが待っている。リー・ジンリャンが蹴り足をキャッチしてテイクダウン、立ち上がった直後にカポエイラがスリップして倒れる。

組まれても離れたリー・ジンリャンは、左を当てられても打たれ強さを発揮してペースが乱れない。カポエイラが前に出て、リー・ジンリャンが回るという展開が続き、試合は残り30秒に。ここでリー・ジンリャンが左を当ててダウンを奪う。足に組んできたカポエイラを潰し、左を連続で打ちこんだリー・ジンリャンは最後に右フックを打ち抜き試合を決めた。

勝者は国、家族、チームに感謝の言葉を述べ、「ダナ・ホワイト、良い相手を与えてくれ。これが中国の力だ」と絶叫した。


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