＜ライト級(※77.1キロ)／5分3R＞
シエ・ビン（中国）
Def.3-0 by Tech.D
エドワード・ケリー（フィリピン）

シエに大きなブーイングを送るマニラの観客、そして大声援を受けたケリーは低い構えからフック、右ローを蹴る。右ミドルに右フックを合わせたシエは、蹴りを続けるケリーをテイクダウンする。サイドに回ったシエをネルソンで捕えたケリーだが、ここを抜けられクランブルからバックを許す。両足をフックしたシエはケリーの反応にマウントに移行するも、足を戻されシットアップを許した。

直後にコーナーに詰められたケリーは、ロープを背負って移動しヒザ蹴りへ。離れたシエが右ミドルをキャッチしテイクダウンからサイドへ。スクランブルでダースに捕らえたシエは、背中をマットにつけたケリーからマウントを奪取する。絞めを解いた瞬間に背中を見せたケリーはシエを振り落としトップに。立ち上がったケリーはローを入れ、飛び込んでパウンド。効いたシエは連打を受けるも、蹴り上げからスタンドに踊る。ローから右フックを入れたケリーだが、初回はシエがリードした。

2R、強い右ローを蹴ったケリーの右ミドルをキャッチしたシエが、バックに回り両足をフック。背中を伸ばされながら、手首を掴んで絞めを耐えたケリーが立ち上がる。足をつけてバックを諦めたシエは離れると、右を振って距離を詰めボディロックテイクダウンを決める。シエは立ち上がってパンチを落とし、鉄槌を連打し背中を見せたケリーの後頭部を殴ってしまい試合が中断される。

ケリーは試合続行不能となり、リングを下りる。結果、反則の後頭部パンチまでの裁定が採られ、シエがテクニカル判定勝ちを収めた。

PR

PR