【Pancrase307】Gladiatorフライ級王者NavEが、中村龍之をRNCで下す
【写真】三重県在住NavEが、パンクラス東京大会で一本勝ち(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
<フライ級/5分3R>
NavE(日本)
Def.3R4分29秒by RNC
中村龍之(日本)
現Gladiatorフライ級王者NavEが、右ミドルハイを見せた中村が右ミドル、ローを蹴る。右ローを続けた中村がNavEの前進からのフックをかわして、右ハイから前蹴りでNavEを金網に詰める。間合いを取り直し、ローに左フックを中村が合わせようとする。組んだNavEがケージに押し込み。両ワキを差しているが、テイクダウンには至らない。中村のヒザがNavEの急所に入り、試合が中断する。再開後、左ハイを見せたNavEは右ミドルを蹴られるも、キャッチしてケージへ。残り40秒でブレイクが掛かり、中村がNavEのテイクダウンを切る。そのままNavEがクリンチで中村をケージに押し込んだ状態で初回終わり、ジャッジは2人がNavE、1人が中村につけた。
2R、ハイをかわしたNavEは、右ミドルをキャッチできなかったが組みついてテイクダウンを決める。ハーフで抑えるNavEが肩パンチ、左のパンチを打つ。手首を掴んで殴られないようにしていた中村だが、スクランブルでバックに回られ両足のフックを許す。中村の動きに合わせてマウントに移行したNavEは、再びバックグラブに戻るとRNCを仕掛ける。これは防いだ中村だが、背中を取られた状態から逃れることはできない。NavEは後方からパンチを打ちつけ、四の字フックを続ける。
中村の左手を掴んで制したNavEが、右のパンチを入れ残り15秒になるとマウント→バックマウントから左右のパウンドを振り落とし、ジャッジの3票を集め1人は10-8だった。
最終回、中村は右ミドルハイ、NavEが右ジャブを伸ばす。中村の右に右フックを合わせようと下のNavEは、ミドルをキャッチするとワキを潜ってバックに回り込む。腿にヒザを続けるNavEは胸を合わされケージに押し込む。ブレイクが掛かり、間合いを取り直すとNavEは中村のパンチに組みつき、ボディロックテイクダウンを決める。得意のスクランブルからバック奪取という流れを再び見せたNavEは、後方から鉄槌&パンチを打ち込む。
盤石の四の字ロックで、中村が暴れても背中を取り続けたNavEは殴りながら残り40秒でRNCへ。中村がタップし、NavEが一本勝ちした。