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【DWCS S09Ep10】初回を取ったヌフティラエフが失速。2R以降はレカが一方的に攻め続けて判定勝利

【写真】1Rでヌフティラエフがコントロールだけでなくダメージを与えられなかったことが響いた(C)Zuffa/UFC

<ヘビー級/5分3R>
ヨヴァン・レカ(セルビア)
Def.3-0:29-27.29-27.29-28.
アザマット・ヌフティラエフ(ウズベキスタン)

レカがジャブを突いて前に出る。ヌフティラエフが左フックから右ストレート、再び右を強振してダブルレッグに入る。ここからシングルレッグに切り替えてレカをテイクダウンする。ヌフティラエフはバタフライガードをとるレカに対してパンチを落とし、レカの右足を超えてトップキープする。

レカはヌフティラエフの体を蹴り離し、スイッチを狙いながらケージに体を預けて立ち上がる。ヌフティラエフはそのままレカの後ろについて細かくヒザ蹴りを入れる。ここでもスイッチを狙うレカだがヌフティラエフがテイクダウンを仕掛け、正対しようとするレカを寝かせる。

レカはスイッチを狙いながら立ち上がり、ヌフティラエフがスタンドで後ろについてラウンド終了となった。1Rを攻め続けたヌフティラエフだがインターバル中は肩で大きく息をしておりスタミナのロスが目立つ。

2R、ヌフティラエフが右ストレート、レカの左フックにダブルレッグで組みつく。レカがそれを潰すとヌフティラエフが亀になる。レカは右手を深く入れて左手でパンチを入れながらRNCを仕掛ける。ヌフティラエフもこれを凌ぐが、レカは左足を一本入れてパンチとヒジを連打する。

防戦一方のヌフティラエフに対し、レカはコツコツ打撃を入れて両足をフックしてRNCへ。ポジションが悪くバックから落ちかけたレカだったがマウントに移行し、マウントのままラウンドを終えた。

3R、レカがプレッシャーをかけてジャブをつく。ヌフティラエフも右ストレートやカーフを返すが、レカは下がらない。逆にレカも右カーフや顔面前蹴りを繰り出すが、ヌフティラエフが蹴り足をキャッチしてテイクダウンに成功する。レカはバタフライガードからヌフティラエフを蹴り離して腰を抜いて立ち上がる。

バックコントロールしようとするヌフティラエフ。正対したレカはヌフティラエフをケージに詰めて左のヒジからパンチをまとめる。ヌフティラエフも必死にシングルレッグに入るが、レカがそれを潰して最終的にサイドポジションで抑え込む。

レカはヒジを入れながらヌフティラエフの動きに合わせてバックに回り、2Rと同じようにバックキープしながら細かいパンチを入れる。さらにレカは立ち上がってヒジを振り下ろし、最後は立ち上がったヌフティラエフをダブルレッグでテイクダウンした。1RはTD&バックコントロールで攻めたヌフティラエフだが2R以降は失速。レカが2・3Rは一方的に攻め続けて勝利を掴んだ。


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