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【DWCS S09Ep10】2度ダウンを奪われたマーワン・ラヒキが、ムルンバをヒザ→ヒジ→アッパーで逆転KO

<フェザー級/5分3R>
マーワン・ラヒキ(豪州)
Def.2R2分13秒by KO
アナニアス・ムルンバ(コンゴ民主共和国)

インローを蹴るムルンバに、右フックを合わせるラヒキ。ムルンバも右フックを返すと、ラヒキはスピニングバックキックを見せる。間合いを取り直した両者、ムルンバの右オーバーハンドがラヒキの顔面を捕らえてダウンを奪う。背中を見せて殴られるラヒキが、一度は上を向いてガードを取る。ラヒキはパウンドで再び背中を譲り、両足をフックされてRNCをセットされる。深くパームトゥパームが入ったように見えたが、ラヒキは胸を合わせて立ち上がる。

打撃の間合いでラヒキが左ボディから右フックを入れる。ムルンバはアッパー、激しいパンチの応酬でラヒキが右ストレートでダウンを奪い返す。鉄槌を受けながら立ち上がったムルンバは、スピニングバックキックにバックを取ってグラウンドへ。ラヒキがすぐに立ち上がって試合はスタンドに戻る。と、ラヒキのテンカオに右を合わせたムルンバが2度目のダウンを奪う。ここも立ち上がったラヒキは、バックを譲ってテイクダウンされてもスクランブルに持ち込む。ラヒキはスピニングバックエルボーを入れ、右ハイキックがムルンバの顔面をかすめる。ムルンバは右、左を当て最後に間合いを取り乱打戦すぎる初回をリードした。

2R、打撃の間合いでダブルレッグに出たムルンバに対し、ラヒキはノーアームギロチンさらにニンジャチョークを取る。ムルンバは頭を抜いて離れると、スイッチ。オーソに戻してパンチを振るうムルンバだが、足が出なくなってきたか。ラヒキはガードの上から右ハイを入れ、ガスアウト気味のムルンバに圧をかける。左右の前蹴りから左ストレートを入れたラヒキは、ムルンバの右オーバーハンドをかわして左ヒザを突き上げると、直後に右エルボーを打ち込む。もう一度右ヒジを打ち抜き、最後は右アッパーでラヒキがムルンバを沈めた。

「こんなの試合、キック時代も経験したことがない。めちゃくちゃ強いパンチだった。ラウンドも覚えてないけど、ダウンをしていくしかないと思った。いつも自分も信じている。いつも試合で学ぶことがある。次の試合は、UFCだ。100パーセント、自信がある」とラヒキはバックステージインタビューで話した。


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