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【DWCS S09Ep10】初回に被弾も冷静に戦うオリヴェイラ。ヴァレンズエラを沈めて9連勝——8KO勝ち

【写真】左フックで倒れる相手に右をフォロー。LFAでも見られたシーンだが、これをできるのが標準になりつつあるのか――(C)Zuffa/UFC

<ウェルター級/5分3R>
ミシェウ・オリヴェイラ(ブラジル)
Def.2R3分56秒 by TKO
ヴィクトル・ヴァレンズエラ(チリ)

オリヴェイラが左ジャブを突いてヴァレンズエラを下がらせる。ヴァレンズエラも左ジャブを返すが、右ローに左ジャブを合わされる。さらにロヴェイラが右カーフを蹴り、右に回るヴァレンズエラのボディに右ストレートを伸ばした。ロー、カーフの蹴り合いからヴァレンズエラが左ボディを見せ、スイッチを繰り返す。ヴァレンズエラの左フックをバックステップでかわすオリヴェイラ。ヴァレンズエラの右カーフも当たる。ケージ中央に押し戻したヴァレンズエラの右をもらったオリヴェイラが一瞬腰を落とした。

ヴァレンズエラの左にオリヴェイラが右を被せる。ヴァレンズエラの鼻の付近が赤くなっている。その顔面にオリヴェイラが右を突き刺した。ヴァレンズエラはニータップを狙うも切られてしまう。右カーフを蹴って回るヴァレンズエラが右オーバーハンド。オリヴェイラがワンツーを伸ばすも、ヴァレンズエラが距離を詰めて左フックを振るう。オリヴェイラはヴァレンズエラをケージに押し込んだが、離れて打撃戦を続けた。

2R、オリヴェイラが左ジャブを突くも、ヴァレンズエラも左で動きを止める。右カーフを蹴り、至近距離の打ち合いでも右ショート、左フックを当てる。オリヴェイラは右ボディストレートを返した。レベルチェンジのフェイントから、頭を振ってヴァレンズエラが距離を詰める。オリヴェイラもプレスを強めるも、インサイドの打ち合いではヴァレンズエラのパンチがヒットする。しかしオリヴェイラはなおも距離を詰め、右ストレートを当てていく。

左フックから右ストレートがクリーンヒットし、ヴァレンズエラがダウン。一度トップに回ったオリヴェイラだが、立ち上がってスタンドに戻す。腫れ上がっているヴァレンズエラの顔面を再びオリヴェイラの右が襲い、ダウンを奪った。スタンドに戻ったヴァレンズエラはオリヴェイラのパンチを受け続ける。オリヴェイラの左フックがヴァレンズエラのアゴを跳ね上げ、ダウン。そのままオリヴェイラが鉄槌を落とし、レフェリーストップを勝ち取った。

これでオリヴェイラはプロデビュー以来、9連勝。うち8試合でKO勝利を収めている。そんなストライカーは試合後、「「コーナーの言う通りに戦っている。僕らはアーミーだから。ダナ、しっかりと見せたくてここに来た。そしてKOを見せることができた」と契約をアピールした


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