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【DWCS S09Ep10】ホドリゲスがヴィダルを左ヒザで沈める。契約者は合計46人で今シーズン終了

<ライトヘビー級/5分3R>
レヴィ・ホドリゲス(ブラジル)
Def.1R3分20秒 by TKO
フレディ・ヴィダル(米国)

ヴィダルがプレスをかけて右カーフを蹴る。ヴィダルの左ミドルを捌いたホドリゲスも右カーフを返す。しかしケージを背負わされてしまう。ダブルレッグで組んだヴィダルがボディロックに切り替える。左腕を差し上げ、右アッパーと右ヒザを突き上げるヴィダル。ホドリゲスもウィザーで耐える。

差し返したホドリゲスの右を受けたヴィダルが、やはりダブルレッグで組むもスプロールされてしまう。スタンドに戻った両者、なおもヴィダルがケージに押し込むも、ホドリゲスが左ヒザ一閃。アゴに直撃を受けたヴィダルはダウン。ホドリゲスが鉄槌をまとめてレフェリーストップを呼び込んだ。

勝利したヴィダルはインタビューで「「僕の人生は色々あった。でも神のおかげでここに来ることができた。2年間、拳をケガして試合をしていなかった。皆がもう無理だと言っていた、妻以外は。明日は僕の誕生日だ。ダナ、もしよかったらサインにボーナスをつけてくれ。とにかく妻、子供たちを常に愛している」と契約をアピールした。

2025年最後の審判の時――。まずダナ・ホワイトはウェス・シュルツに「素晴らしく印象的な試合だった」と契約を手短にに伝えると、ヨヴァン・レカは「良いニュースと、悪いニュースがある。良い点は若いこと。でも、今じゃない。練習に励んで、また会おう」と不合格に。続いて「君はスナイパーだ。UFCで試合が見てみたい」とミシェウ・オリヴェイラのUFCにステップアップが確定する。

そして第3試合について話す前に一拍を置いたダナは満面の笑みをたたえている。「君が何者か世界に示した。才能豊かで運動神経も良いし、肉体的にだけでなく精神的にもタフだ。凄く明るい未来が待ち受けているだろう」と絶賛、UFCファイター=マーワン・ラヒキが誕生する。と同時に敗れたアナニアス・ムルンバには、来年のコンテンダーシリーズ出場が確約された。

「今日、ESPNのトップ10プレー・オブ・ザ・デーで1位にならないと、ESPNはクソだ。フアン・ディアス、ウェルカム・トゥ・UFC!!」と叫び声に近いハイテンションで、ディアスとの契約を明言。そして、ホドリゲスにもサインすることが伝えられ、9年目のコンテンダーシリーズは「いつも言っているように、コンテンダーシリーズこそ私が求めているモノだ。素晴らしいシーズンだった。次のシーズンに期待している」という言葉で幕を下ろした。


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