【Gladiator010】トファネリとライト級王座決定戦へ、キ・ウォンビン「グラジには思い入れがあります」
【写真】実直な人柄が伝わってくるキ・ウォンビンのインタビューの受け答えだった(C)MMAPLANET
明日7日(日)に大阪府堺市の堺市産業振興センターで開催されるGladiator 010で、ブラジルのストライカー=ヴィトー・トファネリと、グラジエイター・ライト級王座決定戦を戦うキ・ウォンビン。
昨年11月と今年の5月にプロ修斗サステイン興行で星野大介、ジョナタン・バイエスを破り、4連勝中のキ・ウォンビンが2年8カ月振りにグラジエイター参戦を決めた。
このある意味、意外な決断の理由と明日への想いを尋ねた。
──計量を終えて、今の調子はいかがですか。
「とても良いです。ベストです」
──ヴィトー・トファネリについては、どのような印象を持っていますか。
「良い選手です。左フックに気を付けないといけないですね。でも、しっかりと研究してきたので自分のやるべきことをやるだけです」
──キ・ウォンビン選手は韓国では打撃主体ですが、岸本泰昭選手と戦った時はスクランブルでも強さを見せていました。
「打撃でも勝てるというつもりで戦っています。でも岸本選手と戦った時は、これはMMAだ。全部を使って戦わないといけないって思ったんです。打撃だけではMMAにならない。そのために何でも練習しています」
──修斗で2連勝していて、タイトル戦もあり得る勢いを見せていただけに、このタイミングでグラジエイターの王座挑戦とは正直驚かされました。
「自分がMMAを始めて、試合に出るようになったのは以前の体制のグラジエイターでした。なのでグラジエイターには思い入れがあります。何より、タイトルマッチというのは魅力的です。
修斗と専属契約があるわけではないですし、選手としてどこでもチャンスがあれば戦っていきたいです。そうして経験を積んで、強い選手になりたいと思っています」
──このところは日本が主戦場ですね。
「ROAD FCとは契約が満了になりました。とにかく今は経験を積むときです。日本で2年ほど戦って、自分がどこまでやれるのかを確かめたいです」
──では今後のMMAファイターとしての目標を教えてください。
「もちろん、今は明日の試合で勝つことです。そして目標も高く持っています。でも、そんなことを口にできる状況でないことは分かっています。なので明日の試合も含め、とにかく今は経験を積みたいと考えています」
■Gladiator010計量結果
<ウェルター級/5分2R>
ルクク・ダリ:76.1キロ
ウィル・チョープ:77.05キロ
<ミドル/5分2R>
一慶:83.5キロ
パク・イクスン:82.6キロ
<GLADIATORライト級王座決定戦/5分5R>
キ・ウォンビン:70.0キロ
ヴィトー・トファネリ:70.0キロ
<ヘビー級/5分2R>
大番C-BOY高明:118.0キロ
ホネル・マツダ:107.45キロ
<バンタム級挑戦者決定T1回戦/5分2R>
竹本啓哉:61.9キロ→61.2キロ
上嶋佑紀:61.1キロ
<フライ級/5分2R>
大翔:56.65キロ
コ・ドンヒョク:56.25キロ
<フェザー級/5分2R>
天草ストロンガー四郎:キロ
国頭武:65.7キロ
<バンタム級挑戦者決定T1回戦/5分2R>
平澤宏樹:60.9キロ
神田T-800周一:61.05キロ
<ウェルター級/5分2R>
角田裕亮:76.1キロ
ハン・ミンヒョン:74.4キロ
<フェザー級/5分2R>
中川皓貴:65.75キロ
今村豊:65.7キロ
<ライト級/5分2R>
田中壱季:69.3キロ
ワタナベ・関羽・マサノリ:69.6キロ
<OPフェザー級/5分1R>
塩谷和哉:66.0キロ→65.4キロ
占部大河:65.7キロ