【UFC239】計量終了 ベン・アスクレンとホルヘ・マスヴィダルが最後の最後まで罵り合う
5日(金・現地時間)、6日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで開催されえるUFC239「Jones vs Santos」の計量が行われた。
メインでUFC世界ライトヘビー級王座を賭けて戦うジョン・ジョーンズとチアゴ・マヘタ。チャレンジャーのマヘタに続き登壇した王者JJが、ケージの上で雄叫びを挙げる。フェイスオフで視線を外さないマヘタを見て大きくうなずくと、JJはその肩に手をやって離れてた。
ジョー・ローガンによるインタビューでマヘタが「明日は良い夜になる。明日はベストを尽くす。世界を驚かせてやる」とシャウトしたのに対し、JJは非常に落ち着いた口調で「ここに戻してくれた神に感謝している。今も自分がすべきことにエキサイトしている」と話した。
コメインでホーリー・ホルムを相手にUFC世界女子バンタム級王座の防衛戦に臨むアマンダ・ヌネスには、この日一番といって良い大歓声が集まる。そしてホルムと握手を交わしてフェイスオフへ。ホルムが「この新しい旅にエキサイトしているわ。生きているって感じるし、準備はできている」とコメントし、ヌネスは「言えることは2つ、明日ここでタイトルを防衛して、新しいUFCのベルトを家に持って帰る。また、明日」と、拳を高く突き上げた。
タイトル戦でなくても煽り映像が流れ、インタビューも行われたベン・アスクレン✖ホルヘ・マスヴィダルのウェルター級戦。長髪になったマスヴィダルとアスクレンはダナ・ホワイトを挟んで最後まで罵り合う。さらにマスヴィダルは、インタビュー中もアスクレンに向かいビッグマウスだというポーズを取り続ける。その様子を見たアスクレンが「コイツの口は威勢が良くて、本当に醜い。アハハハ。でも、完勝するよ」と笑みを浮かべて話した。一方のマスヴィダルは「動揺している? 動揺なんてしない。俺はハッピーなんだ、ベン・アスクレンの間違いを正すことができる。明日は皆のために戦うよ」と話した。
またマルロン・ヴェラと対戦するノエリン・ヘルナンデスは、バラを一輪加えて体重計に乗り、そのバラをオクタゴンガールに手渡す一幕が見られた。
■ UFC239計量結果
<UFC世界ライトヘビー級選手権試合/5分5R>
【王者】ジョン・ジョーンズ: 205ポンド(92.99キロ)
【挑戦者】チアゴ・マヘタ: 204.5ポンド(92.76キロ)
<UFC世界女子バンタム級選手権試合/5分5R>
[王者]アマンダ・ヌネス: 135ポンド(61.24キロ)
[挑戦者]ホーリー・ホルム: 133.5ポンド(60.55キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ベン・アスクレン: 171ポンド(77.56キロ)
ホルヘ・マスヴィダル: 170.5ポンド(77.34キロ)
<ライトヘビー級/5分3R>
ルーク・ロックホールド: 205.5ポンド(93.21キロ)
ヤン・ブラボヴィッチ: 204.5ポンド(92.76キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マイケル・キエーサ: 170.5ポンド(77.34キロ)
ディエゴ・サンチェス: 169ポンド(76.66キロ)
<フェザー級/5分3R>
ギルバート・メレンデス: 145.5ポンド(66.0キロ)
アーノルド・アレン: 145.5ポンド(66.0キロ)
<バンタム級/5分3R>
マルロン・ヴェラ: 135.5ポンド(61.46キロ)
ノエリン・ヘルナンデス: 135.5ポンド(61.46キロ)
<女子ストロー級/5分3R>
クラウジア・ガデーリャ: 115ポンド(52.16キロ)
ランダ・マルコス: 116ポンド(52.62キロ)
<バンタム級/5分3R>
アレハンドロ・ペレス: 135.5ポンド(61.46キロ)
ソン・ヤードン: 135.5ポンド(61.46キロ)
<ミドル級/5分3R>
ジャック・マーシュアン: 185ポンド(83.91キロ)
エドマン・シャバジアン: 185ポンド(83.91キロ)
<ウェルター級/5分3R>
イズミール・ヌルディエフ: 171ポンド(77.56キロ)
チャンス・レンカウンタ: 170.5ポンド(77.34キロ)
<女子バンタム級/5分3R>
パニー・キアンザド: 135ポンド(61.24キロ)
ジュリア・アヴィラ: 135ポンド(61.24キロ)