【Panrase306】高島俊哉が早坂の寝技の仕掛けを封じ、トップゲームで判定勝ち
<ストロー級/5分3R>
高島俊哉(日本)
Def.3-0:30-27.30-27.29-28
早坂優瑠(日本)
右を伸ばす高島、早坂は前に出て左フックからローを蹴っていく。早坂の前蹴りに右フックを合わせた高島がダウンを奪う。早坂は立ち上がりながらシングルレッグに出て、ケージに高島を押し込んでいく。左腕を差してワキの下で頭を抱えながら、ネルソンの要領でネックロックを狙いトップを取った高島がサイドで抑えこむ。左の細かいパンチを落とす高島に対し、早坂はケージを蹴って足関節狙いへ。そのままシットアップしトップを取った早坂がパンチを落とし、スクランブルで立ち上がった高島の背中に乗って四の字フックに取る。高島がヒザをつき、グラウンドに持ち込んだ早坂はパンチを入れて自らマットに座ると、起き上ろうとした高島にRNCを仕掛ける。バックマウントのまま初回を戦い終えた早坂、ジャッジは2人が高島、1人が早坂を支持した。
2R、左の蹴りを放つ高島が、早坂のローシングルを切ってワンツーを蹴っていく。左ハイをキャッチしダブルに移行した早坂がテイクダウンを決めてトップへ。高島はクローズドガードを取り、腰を蹴って立ち上がろうとする。スクランブルで背中に乗った早坂だが、前方に落とされてガードを強いられる。キムラ狙いの早坂は殴られるとハイガードからラバーガード、三角絞めを狙う。胸を張って逃れた高島に対し、早坂が下からエルボーを打っていく。腰を切った早坂だが、高島はヒジを引き寄せて腕十字を許さない。トップにはいるが、パンチが少なかった高島は残り30秒で勢いのあるパンチを見せる。パスした高島がサイドを抑え、早坂が頭を抱える形で3Rが終了し、ジャッジ3者が高島につけた。
最終回、 早坂は右ミドル、続いてローを蹴るが左フックを空振りし、バランスを崩す。同時にサイドで抑えた高島は盤石のトップキープへ。早坂はハーフガードを取るが、タイトに抑えられ反撃に移ることはできない。高島は肩固めで抑え、試合時間は2分を切る。早坂の動きに合わせてバックに回った高島。早坂がガードに戻ると足を捌いてパスへ。ギロチンに取られた早坂は後方回転から逆にブルドックチョークのような絞めを見せるが、背中を乗ろうとしたのか、そのまま反対側に落ちてガードを取る。高島はパスを狙いつつパンチを落とし、タイムアップを迎え3-0の判定勝ちを決めた。