【UFC ESPN03】オクタゴン初陣「英語は白帯」のヒーバス──しっかりとRNCで一本勝ち
<女子ストロー級/5分3R>
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
Def.2R2分10秒by RNC
エミリー・ウィットマイアー(米国)
左ハイを繰り出したウィットマイアーが右に回り右オーバーハンドへ。ワンツーからつめたヒーバスが組んでテイクダウンを狙う。バックに回って前方にウィットマイアーを崩したヒーバスが、背中に飛び乗って四の字フックからRNCを狙いつつパンチを打っていく。手首を掴んで耐えるウィットマイアーをアゴの上から絞めるヒーバスが背中に乗り続ける。腕を組み替えてRNCをセットアップしてくるヒーバスに対し、ついにウィットマイアーがヒザをついてグラウンドに持ち込まれる。
両ワキにヒーバスの腕を挟んで耐えたウィットマイアーが、残り90秒で胸を合わせて上を取る。クローズドガードのヒーバスは巧みなガードワークで大きなパンチを受けないまま初回を戦い終えた。
2R、左右に動くウィットマイアーに右から左を当てたヒーバスは組んでケージに押し込むと、ヒザをボディにもらいながら右腕をしっかりと差して前方に崩す。バックを取られかけたウィットマイアーが引き込むと、マウントを取ったヒーバスがパウンドを連打。ウィットマイアーが背中をむけたところでRNCを極めた。
勝者は「私の英語は白帯だけど今、勉強中なの」と話し、しっかりと英語で「子供の頃からコーチの父の横で、ケージの中で眠っていた。ここにいるのが普通のことなの」と非常に愛くるしいコメントをした。