【UFC ABC05】What a fight !! メイシー・バーバーがハイからパンチを効かせ、ヒーバスをパウンドアウト
【写真】エグいという感じのナスティな戦い。まさに戦いだった(C)Zuffa/UFC
<女子フライ級/5分3R>
メイシー・バーバー(米国)
Def.2R3分42秒by TKO
アマンダ・ヒーバス(ブラジル)
サウスポーに構えたバーバーが、左の蹴りをまず見せる。続く左ミドルをキャッチされ、後方に崩れたバーバーが立ち上がると、ヒーバスがスピニングバックキックを繰り出す。ジャブから右を伸ばすヒーバスが左カーフ、組み合った直後に両者が思い切りフックを振って離れた。
ヒーバスはジャブに右をカウンターで幾度となく当て、飛び込んでワンツーを入れる。さらにニータップ気味に押し込み、ヒザを入れたヒーバスに対し、ケージを背負ったバーバーがエルボーを打っていく。ヒーバスはヒザを入れて、右を差しあげてテイクダウンを狙う。耐えたバーバーを崩しつつ、首投げを決めたヒーバスがスクランブルでバックを取る。
クラッチを剥がして胸を合わせて離れたバーバーの左ハイをヒーバスは余裕を持ってかわす。続くヒーバスの前蹴りをキャッチしてバックに回ったバーバーは、前転からの足関節を潰してパウンドを落とす。足を畳んでヒザ十字を防いだバーバーは足こそ抜けないがパンチを連打すると、ついにヒーバスが足をリリースする。ハーフでトップを取ったバーバーはエルボーからパンチを落とし、初回を取った。
2R、鼻血を流すヒーバスは前蹴りを受けても右をヒット。バーバーは組んでエルボーを打ち込む。ヒーバスも左を返し、右をヒットさせる。バーバーは左を入れ、距離が近づくとエルボーだけでなく、右ジャブを決めて組みつく。ヒーバスは再び首投げを決め、ここはトップをキープ。バーバーも大量の鼻血が見られるが、ケージを使ってスタンドに戻る。
ヒーバスは自ら離れて、間合いを取り直すと左ハイに右を当てる。後方に倒れたバーバーはすぐに立ち上がり、前に出てきたヒーバスに左ハイを蹴り込む。さらに右に繋げると、これが効いたヒーバスが真っ直ぐ後退。バーバーは追いかけて、ハイから右を打ち込む。ワンツーに崩れ落ちたヒーバスは、足をとりにいくがパンチとエルボーを連打されレフェリーが試合を止めた。